訪問介護に向いてる人とは？未経験は難しい？仕事内容や必要な資格を解説
2022/06/10
最終更新日：2022/06/10
今回は、訪問介護の仕事に向いてる人の性格や特徴をまとめます。
訪問介護の仕事に興味はあるけど、実際働くとなると「未経験無資格だと難しい？」「仕事内容は？」「向いてるかな？」と心配な部分も多いですよね。
訪問介護の仕事内容や必要なスキルなどもあわせて紹介するので、訪問介護をやってみようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
訪問介護の仕事に向いてる人とは
まず、訪問介護に向いてる人の性格や特徴をまとめます。
訪問介護に興味はあるけど「向いてるかわからない」「決めかねている」という方は、適性をチェックしてみてください。
1人1人に向き合える人
訪問介護は、利用者さんがいる場所を訪問して、生活支援を行います。施設介護とは異なり、利用者さんと1対1で接する訪問介護では、利用者さん1人1人に向き合い、気持ちを汲んで対応することが求められます。
利用者さんの要介護度や希望に沿って、状況に合った対応ができる人は、訪問介護に向いているでしょう。施設介護より、マンツーマンで向き合える訪問介護の方が向いてたという方もいます。
些細な変化に気付ける人
些細な変化や小さなことにも気付けるなど、視野の広い人は、訪問介護に向いてる人だといえます。
訪問介護は、利用者さん自身の変化もちろん、お宅を訪問して周りに危険がないかなどの状況を把握し、適切な対応を行うことも重要な仕事の1つです。
状態悪化や怪我などの問題が起きる前に危険を察知して、広い視野で対応できる人は訪問介護に向いています。
臨機応変に対応できる人
訪問介護の仕事は、他の介護の仕事に比べても特に臨機応変な対応ができる人が向いています。
利用者の自宅に1人で訪問してサービスを提供するため、利用者の希望や状況に合わせて臨機応変な対応が必要です。
責任感や判断力がある人
訪問介護は、基本的に1人で利用者宅を訪問し、サービスを行います。施設介護でも責任や判断力は必要ですが、1人で行う訪問介護ではより強く責任感を持っておいた方がいいでしょう。
たとえば、トラブルや緊急時の判断や対応も、全て1人で行います。状況に合わせて冷静に最善を尽くす必要があるため、責任感や判断力がある人が向いているでしょう。
体力がある人
介護の仕事は基本的に体力が必要です。とくに、訪問介護の仕事は、1日に何件もの家を訪問して生活支援を行います。そのため、体力がある人の方が無理なく働けるでしょう。
疲れていたり、暗い気持ちでいると、利用者さんにもネガティブな空気が伝わってしまいます。体力があり、心身健康な人の方が、利用者さんにも気を遣わせずにすむでしょう。
訪問介護の仕事内容
訪問介護の仕事は、利用者さんの自宅へ訪問し、生活支援を行うことです。主な仕事内容は、身体介護や生活援助、通院介助など。ホームヘルパーとも呼ばれます。
身体介護
身体介護とは、利用者さんの身体に直接触れて行う介護のこと。たとえば、食事介助や服薬介助、入浴介助、排泄介助など、利用者さんの生活に合わせて介助を行います。
生活援助
生活援助は、利用者さんやご家族の状況に合わせて、家事などの日常生活に必要なことをサポートするサービス。
たとえば、掃除洗濯、食事の準備や買い物代行など、利用者さんのニーズに合わせてサポートを行います。
通院介助
通院介助は、病院への送り迎えや受診手続き、薬の受け取りなど、病院までのお出かけをサポートすることです。
介護保険の対象外となることが多かったサービスですが、2021年の介護報酬改定でルールが緩和され、今後さらに需要が高まっていきそうです。
訪問介護は未経験無資格だと難しい？
介護業界は全体的に人手不足で、求人も多いです。未経験無資格でも、就職転職は難しくないでしょう。
ただ、訪問介護の場合、1人で利用者さんの自宅を訪問し、状況に合わせて1人で判断する必要があります。1人で責任を持って対応できるくらいの知識やスキルがあった方が安心です。
未経験無資格の場合や、施設での介護経験しかない場合は「介護職員初任者研修」以上の資格を取得しておくといいでしょう。実際に働いて実務経験を積みながら資格取得するのがおすすめです。
「介護職員初任者研修」以上の知識や経験を積んでおくと、実際に訪問介護を始めてからもスムーズに仕事を進められるので、信頼も得やすく働きやすくなるでしょう。
訪問介護に興味があるならやってみよう
超高齢化が進む日本では、介護業界全体として人手不足が続いています。介護事務も、例外ではありません。
介護職は、無資格、未経験でも始められる仕事ですが、訪問介護はとくに1人でサービスを行うため判断力や責任感が必要になります。
そのため「責任を持って仕事に取り組める人」「1人1人に向き合える人」「利用者さんの些細な変化に気付ける人」は、訪問介護の仕事に向いてるでしょう。
マンツーマンで介護サポートしたい方にはおすすめです。「自分に向いてるかな？」「希望の仕事が見つかるかな？」と不安な方は、転職アドバイザーに無料相談してみるのもあり。
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