介護職はピアスや結婚指輪NG?アクセサリーのおしゃれはできない? | 大阪・関西エリアの看護介護専門の転職サイト  ユメシア転職JOB

COLUMN

お悩み解決コラム

介護職はピアスや結婚指輪NG?アクセサリーのおしゃれはできない?

2022/07/07

最終更新日:2024/04/08

介護士 ピアス

「介護の仕事だけどピアスを開けたい」「介護職でピアスはつけていい?」

介護職でもおしゃれを楽しみたいという方も多いはず。アクセサリーのおしゃれはどこまでOKなのでしょうか?

今回は、介護職で求められる身だしなみについてまとめます。

ピアスやネイル、明るい髪色OKなど、こだわりの条件がある方は転職エージェントに紹介してもらうのがおすすめです。ご相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。

この記事の監修者

加藤英明
介護福祉士/主任介護支援専門員/介護福祉講師

社会福祉法人熊谷福祉の里にて、特別養護老人ホームクイーンズビラ桶川副施設長として従事する。介護講師や地域福祉団体『埼玉県央ケア協会』の共同代表として、県央地域を中心に地域福祉向上のため活動中

介護職でピアスは基本的にNG

結論から言うと、介護職でピアスは基本的にNGの場合が多いです。理由としては「利用者さんに危険が及ぶリスク」「自分が怪我をするリスク」「感染症のリスク」などがあります。

以下で詳しく解説します。

利用者さんに危険が及ぶリスクがある

介護職は、ピアスNGの施設がほとんど。利用者さんの怪我や、食事への異物混入など、大きなトラブルになる可能性があるからです。

  • ピアスが引っかかって怪我をさせてしまう
  • ピアスのキャッチが利用者さんの食事に混入してしまう
  • 落ちたピアスを間違って口にしてしまう

とくに、ぶら下がる形のフープピアスやチェーンピアスは、利用者さんを介護する際に引っかかったりちぎれたりする可能性があり、危険性が高いです。

ピアスが落ちたらトラブルの元に。認知症の利用者さんもいるため、誤って口にしてしまう可能性もあります。

もちろん、施設のルールによっても異なりますが、万が一トラブルに繋がってしまった場合、深刻な問題に発展してしまうかもしれません。

リスクを考えると、ピアスはしない方が賢明な判断だといえるでしょう。

ピアスで自分が怪我するリスク

利用者さんの介護時に、ピアスが引っかかったり、ちぎれたりするということは、自分も怪我するリスクがあるということです。

また、ピアスを落として大騒ぎになれば、責任問題になったり、職場にいづらくなったりすることも考えられます。

利用者さんだけでなく、自分にも危険が及ぶ可能性があるので、基本的に仕事中にピアスをつけることは避けた方がいいでしょう。

ピアスで感染症の危険性も

ピアスは、耳の穴に通すため、感染症のリスクも伴います。もしピアス穴に菌が入って炎症を起こしている場合、菌がついた手で利用者を介助することになります。つまり、利用者に菌が感染する危険性があるということです。

高齢で免疫力が弱まっている方もいるので、感染症のリスクは大変危険です。また、逆に、利用者さんが何かしらの菌を持っていた場合、ピアス穴を通して耳から自分に感染する可能性もあります。

こういった感染症のリスクを避けるためにも、ピアスはNGとされている職場が多いようです。

介護職は結婚指輪もできない?

介護職 結婚指輪

おしゃれ目的のピアスやネックレスなどは、業務中の着用禁止の施設が多いですが、結婚指輪については、働く施設の考え方によっても異なります。

勤務中に結婚指輪をつけている人は、約3割程度の様子。着用OKの場合でも、介助や手洗いの際になくしたり、利用者を傷つけたりする可能性があるため、業務中は外す方が多いようです。

結婚指輪についても、万が一のリスクを考えると、仕事中はつけない方が無難かもしれません。

介護の仕事はネイルや髪色もNG?

介護職 髪

介護の仕事では、爪は短く切るのが基本。ネイルは、衛生上の問題や、ラインストーンなどの装飾が取れるリスクもあるため、NGの職場が多いです。

とくに、爪を伸ばすようなネイルは、利用者さんを傷つけてしまう可能性があるため難しいでしょう。

髪については、髪型自由・髪色自由な職場も増えてきています。身だしなみに厳しい介護職でも、髪色ならおしゃれを楽しめそうですね。

働く施設によっても異なりますが、特養や老健は明るい髪色の方も多い様子。逆に、訪問介護などは暗めの髪色を求められることが多いようです。

介護職でピアスやアクセサリーOKの職場はある?

介護職の場合、多くの職場がピアスなどのアクセサリーNGですが、中にはOKしている職場もあるようです。

施設の考え方によっては、アクセサリーが原因で仕事が疎かになったり、利用者さんとの信頼関係にヒビが入ったりしないのであれば、問題ないとしているところもある様子。

利用者さんとの会話のきっかけになるという考え方もできますよね。身だしなみのルールをあまり厳しくしすぎると、辞める人が増えるという理由もあるのかもしれません。

介護職といっても、仕事内容や働き方もさまざまなので、身だしなみについては、施設のルールを確認するのが1番確実でしょう。

ピアスやアクセサリーOKの職場を探すなら、施設のことをよく知っているエージェントに登録するのがおすすめです。あなたの希望に合った職場をご紹介します。

自分に合う介護の仕事を選ぼう

介護の仕事でも「もっとおしゃれしたい」「ピアスや指輪をつけたい」なら、身だしなみのルールが少ない施設や、利用者との接触がない業務内容の仕事を探してみるのもあり。

介護の仕事は、職場や仕事内容、働き方も様々なので、もっと自分に合う求人が見つかるかもしれません。

効率よくいい求人を探すなら、転職コンサルタントに相談してみるのもおすすめです。自分1人では見つけられなかったぴったりの職場が見つかるかもしれません。

監修者からのコメント

加藤英明
介護福祉士/主任介護支援専門員/介護福祉講師

介護現場で重要なことはご利用者様と職員の安全です。ここで必要なのが「もしものとき」なのです。もしもピアスが外れてしまったらどうでしょうか。食事に混入したり口に入れたりなど、利用者様が間違って誤飲してしまう可能性もゼロではないのです。もちろん、職員自身が怪我をしてしまうリスクも当然あります。介護現場での身だしなみの基本とは「清潔」「動きやすさ」です。これは利用者様と職員両方に感染症や怪我などのリスクから身を守るためです。一方で職員がおしゃれをすることで利用者様に生活の張り合いを感じていただく取組をしている職場もあります。自分に合う職場かどうかをしっかり調べることです。

記事に戻る

ユメシア転職JOBでは、介護・看護専門のキャリアコンサルタントが、完全無料であなたの転職をお手伝いします。ぜひお気軽にご相談ください!

転職で迷ったら、無料でプロに相談するのもオススメ!


他にも、気になる記事がたくさん!あなたにおすすめのお悩み解決コラム!

働きながら無料で介護職員初任者研修を取る方法!土日で資格取得できる? 

特養での仕事がが大変だと言われる3つの理由