副業など看護師の「新しい働き方」提案。SNS 活用のアドバイスなどでマルチナースを育成 | 介護・看護・保健師の転職サイトaunジョブ

DREAM INTERVIEW

各界リーダーへの夢インタビュー

ミィリ
インスタコンサルタント フリーランスナース
インスタコンサルタント フリーランスナース ミィリ

副業など看護師の「新しい働き方」提案。SNS 活用のアドバイスなどでマルチナースを育成

看護師のスキルアップやキャリア形成に役立つ様々な情報を発信

―あなたのお仕事について具体的に教えてください。

看護師です。10年間病院で勤務してきましたが2023年8月に退職して、現在はフリーランスの立場で活動しています。また2022年5月からInstagramで「外科ナースの看護に役立つ知識」というタイトルで、看護師のスキルアップやキャリア形成に役立つ様々な情報の発信を始めました。発信は毎日行っていて、現在4万人の方にフォロー頂いております。今は、そうした各種SNSでのインフルエンサーとしての活動と、看護師を対象としたInstagram活用のコンサルティングが主な仕事です。また看護師向けオンラインサロンを2024年9月に開設予定としておりますし、2025年には法人化する計画です。

やりたいことがあるならば、すぐに全部やるべき

――この仕事を始めたきっかけを教えてください。

看護師になったのは、義理の姉が肺がんで中学生、小学生の2人の子どもを残したまま亡くなってしまったことがきっかけです。身内の病気や死に際して自分が何の力にもなれなかったことを激しく後悔しました。また、その後に離婚を経験したこともあり「自分の人生はこれでいいのだろうか」と考えるようになりました。そこで一念発起し、まず医療事務を経験し、そこから看護助手を経て看護学校に入学しました。

友人には看護師も多く、看護師になることは以前から勧められていましたが、そのときはあまり興味を持てませんでした。しかし、実際に看護師として働き、多くの人の生死に関わったことで、「今、生きているのは、決して当たり前のことではない」「毎日毎日を一生懸命に生きなくては」「やりたいことがあるならば、すぐに全部やるべき」など多くの気づきがあり、人生観も大きく変わりました。

看護師は天職と考えていましたが、シングルマザーでありもっと多くの収入が必要であったこと、体力的な面などで限界を感じるようになっていたことなどから、働き方を変えてみようと考えました。そこで副業としてInstagramでの投稿を始めました。

「看護の仕事が好きで、看護の仕事を続けたい」と思っている人たちに向けて、学びとなる内容を

――あなたの強みは何ですか?

まず、私自身10年間で急性期病床、回復期病床、手術室など多様な現場を経験しており、ほかの看護師の学びにつながる専門性の高い情報発信ができる点です。

また、看護師など医療現場の立場からSNSで情報を発信している人の中には、フォロワー数やアクセス数を増やそうと思うあまり、業界や従事者の悪い部分やショッキングな部分をことさら大袈裟に伝えるケースが見受けられます。それに対して私は「看護の仕事が好きで、看護の仕事を続けたい」と思っている人たちに向けて、学びとなる内容を発信するようにしています。

看護師は本当に素晴らしい仕事だと思っています。このことを広く発信することが離職を減らすだけでなく、新たに看護師を目指す人の増加につながり、結果的に人材の質の向上などにつながっていくと考えています。

従来とは違ったフィールドで活躍する看護師を増やしていきたい

――あなたの使命とは何ですか?

看護師が幸せな人生を送れるようにすることです。看護師の資格を持ちながら現場で就労していない「潜在看護師」が多数存在することが以前より問題になっています。行政などでも潜在看護師の再就業支援に力を入れていますが「仕事と育児・介護との両立が難しい」などの理由で離職した場合には、今の一般的な働き方では就業は難しいのではないでしょうか。私のように副業を始めるなど、看護師が働き方について様々な選択肢を持てる社会であることが必要です。

また、看護師の中にはほかの仕事を経験していないため「自分は看護の現場でしか働けない」と思っている人も少なくありません。しかし、看護の仕事はホスピタリティ、コミュニケーション力、臨機応変に物事に対応する力、思考を言語化する力など多くの面で能力が高くないと務まりません。それらの能力をさらに高めて現場以外で活躍するという選択肢もあります。

私が今後開設予定のオンラインサロンでも、私がInstagramコンサルティングとして関わり、育成した看護師が講師を務める形となります。このように従来とは違ったフィールドで活躍する看護師を増やしていきます。

看護師を軸に知名度・信用力を得て活動をしていきたい

――あなたのこれからの夢を聞かせてください。

「女性起業家と言えばミィリ」「マルチナースと言えばミィリ」と言ってもらえるような知名度・信用力を得ることです。例えば、同じ医療職でも、医師は書籍を出したりテレビなどのメディアに登場したりする人が以前から大勢いました。しかし、看護師ではまだそれほど多くはありません。現在主力としているSNSだけでなく、もっと様々な分野で活動をしていきたいと考えています。ただし「看護師」という軸から外れることは絶対にありません。

私はシングルマザーで、離婚後極貧から看護師になったこともあり、低賃金で生活に苦しむシングルマザーへの仕事を、SNSを活用して生み出したいとも考えております。

看護師や介護士などの専門職は、資格や経験を活かしていくらでもリカバリーができる

――最後に、夢や目標に向かって新たな一歩を踏み出そうとしている方へ、メッセージをお願いします。

「自分が好きな人生を生きる」ということ最優先に考えましょう。自分を成長させるには好きなことをするのが一番です。もし、今の仕事や働き方、人生に行き詰まりを感じているのであれば、まずは目先を変えてみることをお勧めします。仮にそれで失敗したとしても、看護師や介護士などの専門職は、資格や経験を活かしていくらでもリカバリーができます。

また、失敗したとしても、それを失敗ではなく「人生のテスト」として前向きにとらえられるメンタルを持つことも大切ではないでしょうか。

OTHER INTERVIEW
サンナンズ小菅 小児科医芸人
小児科医とお笑い芸人の仕事を両立
医療を明るく伝えることで、医師・看護師を増やしたい
サンナンズ小菅
現役小児科医芸人
松本悠暉
要介護者当人だけでなく、家族も支えるケアマネに。「介護・福祉職がいるカフェ」オープンが夢
松本悠暉
髭のケアマネ フリーランスケアマネジャー
堀口カストゥリ
シニア向けマ二キュアを開発 介護施設でレクも。シニアがお洒落を楽しむのが当たり前の社会を作りたい
堀口カストゥリ
ラヴィーナ株式会社代表取締役
Read More
馬場田晃一
「介護×音楽」で仕事の魅力を多くの人に発信。「自分の1歩は、必ず誰かの行動を変える」
馬場田晃一
ケアホームカナン施設長 DJ施設長
三代達也
ハンディ持ちながら2度目の世界一周旅行へ。「自分の行動が誰かの一歩になれば」
三代達也
車椅子トラベラー
杉岡奨海
社会福祉士を「なりたい仕事の第1位」に。早期相談・解決が可能な社会づくり目指す
杉岡奨海
社会福祉士 「スカイ学園」主宰 動画クリエイター
田中孝史
地域共生社会構築を目指して任意団体設立。「住民全員が『支え手』に」で彦根を元気に
田中孝史
まちづくり作業療法士 チームエンパワーメント代表
DavRu株式会社ジアンカスプロ瑠美
複業など医療・看護職の新しい働き方を推進。「やりたい」を叶える訪問看護事業所を運営
ジアンカスプロ瑠美
DavRu株式会社 代表取締役
医師・カフェ経営の2足のわらじ
起業で家族と過ごせる時間も増加
玉城博章
フリーランス麻酔科医・コーヒーショップ「パルバコーヒークロフト」オーナー