「関わる全ての人を幸せに」居住支援法人運営を通じ 多くの人に良質な住まい提供 | 介護・看護・保健師の転職サイトaunジョブ

DREAM INTERVIEW

各界リーダーへの夢インタビュー

濵﨑 勲
株式会社ソーシャルケアリーチ・株式会社ユビキタス

「関わる全ての人を幸せに」居住支援法人運営を通じ 多くの人に良質な住まい提供

――あなたのお仕事について具体的に教えてください。

ソーシャルケアリーチ、ユビキタスという2つの会社を経営しています。2021年に立ち上げたソーシャルケアリーチは元々高齢者住宅入居相談事業でしたが、今は居住支援法人として、高齢者だけでなく、病気や障がいを持っている人、ひとり親、生活困窮者など住まいの確保に支障があることが考えられる多くの人たちの相談に対応しています。

ユビキタスは2022年に設立しました。訪問介護とケアプラン作成を手掛けています。

また、仕事というわけではありませんが、関西で介護・医療・福祉関係者たちのコミュニティづくりに携わっています。過去に最大600名の参加者を集めたこともある大規模懇親会「オータムパーティー」の幹事メンバーの1人です。また、趣味でDJをしているということもあり、デイサービスをディスコ会場にして世代を超えて楽しむイベント「福祉deディスコ」を主催しています。

本当に好きな仕事をしようと考えて独立起業

――この仕事を始めたきっかけを教えてください。

もともとは工事現場の監督をしていましたが、母親が要介護になって自宅に手すりなどを取り付けたことがきっかけで介護・福祉の世界に関心を持つようになりました。1年間職業訓練校に通って福祉機器システムを学び、20年前に調剤薬局、在宅介護、福祉機器貸与・販売、高齢者住宅入居相談などを手掛ける会社に入社しました。

そこの会社では取締役も務め、さまざまな新規事業の立ち上げなどにも関わってきました。しかし、それに伴い「現場」から離れていくことに対しての寂しさも強くなっていきました。

45歳になったときに「バリバリ働けるのはあと20年ぐらい。本当に好きな仕事をしよう」と考えて独立起業しました。

対人コミュニケーションに日頃から気を配る

――あなたの強みは何ですか?

私自身はあまり自覚していなかったのですが、自分の強みを見つけるための研修に参加した際に、他の参加者からは「話しかけやすい」「相談しやすい」という評価をもらいました。居住支援法人には「目の前にいる人が、住まいを含めた生活面でどのような悩みや課題を抱えているか」を正しく把握することが求められます。そのためにも、相手がこちらを信頼してくれる、他人には言いにくい本心を打ち明けやすい雰囲気を持っていることは大きな強みであると考えています。

また、私自身も、「相手が私に関心を持ってくれるまでは自分の話をせず、矢印を相手に向けて接する」「自分が置かれている立場などに応じて適切な話題を提供する」など対人コミュニケーションには日頃から気を配れていると思います。

関わる全ての人の心配・不安ごとを無くす

――あなたの使命とは何ですか?

社名の「ソーシャルケアリーチ」は「社会の課題に対して支援を届ける」という意味で名付けました。もう一つの「ユビキタス」はラテン語で「いつでも、どこでも存在する」という意味です。この2つの社名にもあるように、「関わる全ての人の心配・不安ごとを無くす」ことを、私自身や会社のミッションとして掲げています。

それに向けて、今後は事業内容の拡大も図っていきます。

これまでは、相談をしてきた人が一般の賃貸住宅へ入居する場合には、提携先の不動産会社を紹介していました。しかし、社内に宅地建物取引士試験保有者が誕生しましたので、社内でよりスピーディーに対応できるようになりました。今後は、宅建資格を持った社員本人の希望にもよりますが、一般の不動産仲介店舗の様な事業形態も検討しています。もちろん、そこでは居住支援法人として社会的弱者の方向けの住宅も広く扱っていきます。

また、一般の賃貸住宅の中には、孤独死や家賃滞納のリスクなどから独居高齢者や障がい者などの入居を敬遠する物件も少なくありません。貸主の不安を取り除き、全ての人が希望する住まいに居住できるようにするために、入居者の身元保証事業も手掛けたいと考えています。

孤立を無くし、介護に関わるようになっても人生を楽しめる社会づくり

――あなたのこれからの夢を聞かせてください。

介護が必要な状態になると、本人も介護をする家族なども、社会との繋がりが希薄になったり、さまざまなことを諦めたりしなくてはいけなくなります。そうした孤立を無くし、介護に関わるようになっても人生を楽しめる社会づくりが必要ではないかと考えています。そのために、介護サービス利用者や介護家族などが出合い・集える場、例えばサロンや食堂などを運営することが夢です。障がい福祉サービスの就労継続支援事業所の形態にして、障がいを持つ人の自立や社会参画につなげていくことが理想です。

多様な価値観や考え方に触れて視野や選択肢を広げて

――最後に、夢や目標に向かって新たな一歩を踏み出そうとしている方へ、メッセージをお願いします。

転職などを考えているということは「今、自分が所属している組織の考え方や方向性」と「自分が考えていること、やりたいこと」との間に乖離が生じてしまってモヤモヤしている状態になっているのではないかと思います。

そのモヤモヤは、そのままでは絶対に解消しません。解消のためには、多様な価値観や考え方に触れて視野や選択肢を広げることが大切です。同じ業界で働く人たちの交流会でも、趣味の会でも構いません。なるべく多く参加してみましょう。今ならSNSやオンラインサロンなどでの交流でもいいかもしれません。多様な考え方や意見に触れることで「自分は新たな道に踏み出すべきなのか」「今の組織に属したままの方がいいのか」などモヤモヤの解決のヒントが出てきます。

また、こうした交流で学んだことや気づきを得たことなどは、SNSへの投稿など何らかの形でアウトプットしてみましょう。そのことで自分の考えを言語化して整理できます。それに対して意見をもらうことが、考え方のアップデートなどの成長につながります。

OTHER INTERVIEW
サンナンズ小菅 小児科医芸人
小児科医とお笑い芸人の仕事を両立
医療を明るく伝えることで、医師・看護師を増やしたい
サンナンズ小菅
現役小児科医芸人
松本悠暉
要介護者当人だけでなく、家族も支えるケアマネに。「介護・福祉職がいるカフェ」オープンが夢
松本悠暉
髭のケアマネ フリーランスケアマネジャー
堀口カストゥリ
シニア向けマ二キュアを開発 介護施設でレクも。シニアがお洒落を楽しむのが当たり前の社会を作りたい
堀口カストゥリ
ラヴィーナ株式会社代表取締役
Read More
馬場田晃一
「介護×音楽」で仕事の魅力を多くの人に発信。「自分の1歩は、必ず誰かの行動を変える」
馬場田晃一
ケアホームカナン施設長 DJ施設長
三代達也
ハンディ持ちながら2度目の世界一周旅行へ。「自分の行動が誰かの一歩になれば」
三代達也
車椅子トラベラー
杉岡奨海
社会福祉士を「なりたい仕事の第1位」に。早期相談・解決が可能な社会づくり目指す
杉岡奨海
社会福祉士 「スカイ学園」主宰 動画クリエイター
田中孝史
地域共生社会構築を目指して任意団体設立。「住民全員が『支え手』に」で彦根を元気に
田中孝史
まちづくり作業療法士 チームエンパワーメント代表
DavRu株式会社ジアンカスプロ瑠美
複業など医療・看護職の新しい働き方を推進。「やりたい」を叶える訪問看護事業所を運営
ジアンカスプロ瑠美
DavRu株式会社 代表取締役
医師・カフェ経営の2足のわらじ
起業で家族と過ごせる時間も増加
玉城博章
フリーランス麻酔科医・コーヒーショップ「パルバコーヒークロフト」オーナー