「医療・介護・福祉職の次世代の希望になる」が使命。若手男性介護職代表としてSNS等で介護の魅力を発信 | 介護・看護・保健師の転職サイトaunジョブ

DREAM INTERVIEW

各界リーダーへの夢インタビュー

菅原和也
青髪介護士すがちゃん
青髪介護士すがちゃん

「医療・介護・福祉職の次世代の希望になる」が使命。若手男性介護職代表としてSNS等で介護の魅力を発信

――あなたのお仕事について具体的に教えてください。

現在4つの仕事をしています。まず、①夜勤専従の介護職として、月に6回ほどサービス付き高齢者向け住宅で勤務しています。また、②介護・医療業界の人材サービスを手掛ける株式会社ミギノテ、株式会社PlusUltraという2つの会社の社員として勤務しています。そして、③個人事業としてショート動画を中心としたSNSマーケティング事業を行っています。最後に、④TikTokをはじめとする各種SNSで、介護に関する様々な情報の発信をするインフルエンサー「青髪介護士すがちゃん」として活動しています。

介護業界に変化や影響を与えることができる大きなチャンス

――この仕事を始めたきっかけを教えてください。

理学療法士の学校を中退し、21歳から介護現場で働き始めました。そのときに気づいたのが「同世代の男性が業界内に極端に少ない」ことです。私はそれを「数少ない若い男性介護職として目立つだろうし、介護業界に何か変化や影響を与えることができる大きなチャンスになるのではないか」と前向きに捉えました。

もちろん、1人の介護職として利用者の生活を支えていくことは大事です。しかし、それでは、私が直接関わっている人たちしか笑顔にできません。そこで注目したのが「人材」と「教育」に関与していくことです。介護人材のレベルがアップすれば、より多くの利用者を笑顔にできます。そこで2023年に株式会社ミギノテと株式会社PlusUltraにジョインしました。ただし、介護の現場は大好きですので、多忙になった今でも現場に入っています。

また、インフルエンサーを始めたのは介護職として働き始めた3年目に、当時の勤務先が「SNSを使って会社をPRしよう」と考えたのがきっかけです。当時は、YouTuberやインフルエンサーが個性を際立たせる為に派手髪にして動画投稿をしていました。そして、派手髪に対する世間の抵抗が徐々に和らいでいる印象を感じました。それを参考にしようと思ったのですが、茶髪や金髪では当たり前過ぎて面白くありません。そこで「誰もしていない派手髪はどうでしょうか」と社長に相談したところ、「目立つ分、より周りからの視線は厳しくなる。今以上に仕事の質は求められるし、問題行動があれば即に黒髪に戻すのであればよい」と条件付きでOKをもらえました。

あらゆる可能性を追求し、できる限りのことをしたい

――あなたの強みは何ですか。

「他の誰よりも介護のことを考えている時間が長い」ということと、「行動力」です。通常の勤務時間以外でも、ほぼ全てを「これからの介護はどうあるべきか」「今の介護業界の課題はどのようにすれば解決できるだろうか」などといったことを考えたり、その実現に向けて介護業界内外を問わずの多くの人と会ったり、プロジェクトに携わったりなどに時間を費やしています。

私は今年で29歳になります。まだまだ今後の成長に向けて自分への投資が必要な時期ですし、元気に身体も動きます。何もしないのは勿体ありません。とにかく今は「先行投資」と位置づけ、あらゆる可能性を追求し、できる限りのことをしたいと考えています。

医療・介護・福祉職の次世代の希望になる

――あなたの使命とは何ですか?

個人的なミッションを「医療・介護・福祉職の次世代の希望になる」と位置付けています。先ほども申し上げたように、私たちの年代はなかなか介護の現場で働いていませんし、働いていても結婚や出産・育児など家族のために時間を費やすことが多いですし、金銭面的な理由で介護業界から離れざるを得ないケースも少なくありません。そうした事情から、業界内の交流会などにも参加する機会も少なく、発信力に欠けている世代ともいえます。

しかし、私たちの年代だからできること、伝えられることは沢山あるのではないでしょうか。私が世代を代表して様々な発信をすることで、新卒などで業界に飛び込んできた若い人たちが、この先もずっと介護の仕事を続けていくことに夢や希望を持てる社会を作っていきます。そのためにも私自身がもっと若い世代、そしてもっと上の世代ともつながり、知名度や存在感を高めていく必要があると考えています。

政治とビジネスモデル確立への挑戦

――あなたのこれからの夢を聞かせてください。

2つあります。

まずは、全く具体化している話ではないのですが、いつかは政治家になりたいと思っています。介護業界を大きく変えていくにはそれが一番の近道ではないでしょうか。特に、人材育成の仕組みづくりなど、現場で働く人たちの質の向上・担保について取り組んでいきたいと考えています。

もう1つが、現在とは異なる新たな介護ビジネスモデルの確立です。当面は日本国内の高齢者人口は増えていきますが、団塊の世代が亡くなった後はしばらく減少傾向になります。そうした環境の変化が起こっても生き残れる介護ビジネスの仕組みを構築していきます。例えば、日本の介護技術を海外へ輸出することなどが考えられると思います。

ニュートラルな関係だからこそ得られるものがあることがSNSの魅力

――最後に、夢や目標に向かって新たな一歩を踏み出そうとしている方へ、メッセージをお願いします。

今は、私をはじめ、多くの介護・医療職がSNSなどを通じて情報発信をしています。そうした人たちのライブ配信やオンラインサロンなどにどんどん参加してみましょう。

あなたの身の回りにも、生き方や仕事について相談に乗ってくれたり、アドバイスをしてくれたりする人はいると思います。しかし、そうした人たちは、あなたとすでに人間関係が出来上がってしまっていることから、意見やアドバイスにも何らかのバイアスがかかってしまっている可能性があります。また、あなた自身もはじめから「こうしたアドバイスがもらえるだろう」と期待をしてしまっているかもしれません

それに対してSNSは、全くニュートラルな関係で初対面の人とでも簡単につながれるというメリットがあります。これまでの人間関係とは全く異なる効果的な情報やアドバイスをもらえることが期待できます。

また、全く初めての人と話すことで、自分が抱えているモヤモヤしたものがすっきりと言語化できたり、自分が本当にすべきことは何だったのかが見えてきたりすることもあるでしょう。一緒に介護業界をより良くしていきましょう!

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