社会福祉士を「なりたい仕事の第1位」に。早期相談・解決が可能な社会づくり目指す | 介護・看護・保健師の転職サイトaunジョブ

DREAM INTERVIEW

各界リーダーへの夢インタビュー

杉岡奨海
社会福祉士 「スカイ学園」主宰 動画クリエイター
杉岡奨海

社会福祉士を「なりたい仕事の第1位」に。早期相談・解決が可能な社会づくり目指す

――あなたのお仕事について具体的に教えてください。

社会福祉士の資格を持ち、奈良市京西・都跡地域包括支援センターでソーシャルワーカーとして勤務しています。そのほかにも「スカイ学園」の名称で、社会福祉士国家試験受験対策講座をオンラインで実施しています。またTikTokやInstagram用のショート動画の編集業務もしています。こちらは2025年2月に本格的に開始し、現在200本ほど納品しています。その中には編集だけでなく、一から自分で企画・作成したものもあります。

介護現場の仕事は性格的に自分には向いてないのではないか

――この仕事を始めたきっかけを教えてください。

高校が福祉系で、卒業と同時に介護福祉士の資格を取りました。しかし、介護施設などでの実習を経験した結果「介護現場の仕事は性格的に自分には向いてないのではないか」と感じるようになりました。そこで大学に進学して社会福祉士を目指すことにしました。

卒業後に社会福祉士として活動するには、介護現場のことを知っておく必要があると考え、在学中に訪問ヘルパーとして働き始めました。卒業後はそのアルバイト先に正社員として入社し、サービス提供責任者や管理者を務めました。その後、2度の転職をして3年前より今の職場で働いています。

その一方、大学在学中に「将来は本業以外にも何か仕事をしよう」と考えていました。もともと複数のことに同時に興味を持つ性格でしたし、一つの仕事をしているだけでは時間が余るだろうと考えました。今の職場は副業が可能なことも後押しになりました。

24時間・365日体勢で、得た人脈や情報などを活用

――あなたの強みは何ですか?

フットワークが軽く行動力がある点です。地域包括支援センターで勤務している以上、まずは地域のことを考え、地域の課題を解決していくことが第一なのですが、地域を超えて介護・福祉関連の交流会に参加したり、ときには自身でイベントや勉強会を企画したりしています。また、人と出会ったときに「自分は、この人となら一緒にこんな仕事ができるのではないだろうか」とパッとひらめきます。一見すると関係性が希薄に思えるような人でもどんどん巻き込んで、ネットワークを大きくする力に長けています。

また、特に趣味らしい趣味もないため、仕事に割くことのできるリソースが多いというのも強みです。24時間・365日体勢で、得た人脈や情報などを自分のブラッシュアップのために活用することができます。

私に関わるすべての人を幸せに、笑顔にすること

――あなたの使命とは何ですか?

ソーシャルワーカーとしては当たり前のことですが「私に関わるすべての人を幸せに、笑顔にすること」です。幸せになるための道標を用意することが私の役目です。そのためには、私自身が広い視野を持って、多くの情報の中からその人にとって最適な道を取捨選択していく必要があります。

また、道標を示す方法は一つだけではありません。例えば、私が作成・編集する動画の中には「家族の介護で困っている」など、実際に寄せられた相談や情報を元にしているものもあります。私自身が多くの発信ツールを持つことで、1人のソーシャルワーカーとして勤務しているだけでは不可能な、より多くの人を幸せにすることができます。

社会福祉士を「将来就きたい仕事」の1位に

――あなたのこれからの夢を聞かせてください。

子どもたちの「将来就きたい仕事」の1位に社会福祉士がなることです。介護・福祉に関わる仕事の中でも、社会福祉士はヘルパーなどに比べると知名度が高くありません。大人でも「そうした資格があることを知らない」「何をする人なのかわからない」という人が大勢います。

社会福祉士は、日常生活で何か困りごとを抱えた人たちを最適な支援制度などにつなげるための重要な役割を果たします。実際の困りごとが生じる前から社会福祉士に簡単に相談できるような環境を整えていくことが、結果的に介護や福祉に関わるさまざまな問題の早期解決につながります。そうした点を広く知ってもらいたい、というのも私が動画を作成している理由の一つです。

もし明日自分が死んだら、今の状態で満足か

――最後に、夢や目標に向かって新たな一歩を踏み出そうとしている方へ、メッセージをお願いします。

転職するべきかどうかなどで悩んでいる人に決まってアドバイスをするのが「もし明日自分が死んだら、今の状態で満足かどうか考えましょう」ということです。また「残された自分の家族や友人に何と言ってもらいたいか」も考えてみて下さい。それが自分の目指すベクトルです。

例えば「好きでもなく、楽しくもない仕事みたいだったけど、頑張って働いていた」という評価でいいなら、今の仕事を続けるのもありだと思います。しかし、そう言われることに違和感を覚えるなら、今の状態はあなたが本当に求めている姿とは言えません。新たな一歩を踏み出し、別の可能性を求めることをお勧めします。

また、興味があることは何でもチャレンジしてみましょう。今はスポットバイトアプリなどもありますから気軽にさまざまな仕事を体験できます。実は、動画の編集は、私自身が非常に興味を持って始めました。しかし、実際にやってみると1人で黙々とパソコンに向かっている時間が非常に長く、人と接することが好きな私は「とても一生続けられる仕事ではない」と実感しました。このように副業などをすることで「今の仕事が自分に向いているのかどうか」などを判断することも可能です。

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