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介護福祉士の試験は難しい?難易度や落ちる人の特徴、勉強方法について解説

2023/06/02

最終更新日:2024/04/28

「介護福祉士って勉強しなくても受かるって本当?」

「学生以来勉強していないから自信が……」

「介護福祉士の勉強方法がさっぱり分からない」

などの疑問や不安を持っている方も多いでしょう。

介護現場における最高峰の資格である「介護福祉士資格」を、確実に取得したいと思いませんか?

国家資格である介護福祉士は、誰でも受かるわけではありません。

この記事では、介護福祉士になるためのルートから、最新試験の合格率と勉強方法まで、現役の介護福祉士の目線から、分かりやすく解説しています。

最後まで読むと、慢心したり、過度な不安を持ったりすることなく、介護福祉士に向けてコツコツと勉強できるようになります。

大切なのは、介護福祉士試験に対する正しい情報を知ることです。

この記事で分かること

  • 資格を取得することで業務の幅が広がり収入や転職にも有利にはたらく
  • 介護未経験なら「介護職員初任者研修」から取得する
  • 介護福祉士になるには3つのルートがあり働きながら取得することも可能
  • 他の介護資格と併せて取得すれば専門性が高くなりスキルアップにつながる

介護福祉士になるには?実務経験が必要?

介護福祉士の取得方法には、3つのルートがあります。

自分の環境に合った方法を選択してください。

養成施設ルート

厚生労働大臣指定の介護福祉士養成施設を卒業した後に、国家試験を受けるルートです。

高校を卒業後、介護福祉士養成施設に2年以上通い卒業することで、介護福祉士の受験資格を得ることができます。

ただし、介護福祉士養成施設に入学する前に

・福祉系大学等

・社会福祉士養成施設等

・保育士養成施設等

を卒業した人は、介護福祉士養成施設に1年以上通い卒業することで、介護福祉士受験資格を得られます。

ちなみに介護福祉士養成施設を卒業した人は、実技試験が免除です。

福祉系高校ルート

福祉系高校を卒業してから国家試験を受けるルートです。

介護福祉コースや福祉科のある高校で、介護の専門的な科目を学び、知識や技術を身につけ卒業します。

平成21年度以降に入学した方は、卒業後に国家試験を受けて合格基準を満たせば晴れて介護福祉士です。

福祉系高校を卒業すれば基本的に実技試験は免除となり、筆記試験のみ行われます。

実務経験ルート

介護現場において3年間の実務経験を積んだ後、国家試験を受けるルートです。

3年間の実務経験とは「従業期間3年以上(1,095日以上)かつ従事日数540日以上」のことを言います。

実務経験として認められるのは、高齢者や障害のある方、児童を対象とした介護業務に関わってきた場合です。

生活相談員などの相談業務がメインの場合は、実務経験として認められないため、注意が必要となります。

また、平成28年度(第29回)試験から介護系資格の介護福祉士実務者研修を終了していることが必須となりました。

無資格・未経験・介護職員初任者研修有資格者は実務者研修を受講してください。

ただし、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修(3号研修を除く)を共に修了している場合は、受験資格を満たしていることになります。

厳密に言えば、経済連携協定(EPA)ルートと呼ばれる、インドネシア・フィリピン・ベトナムの方を対象としたルートも存在しますが、本記事では割愛します。

出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター

まずは実務経験を積みたい、という方は、無資格や未経験でも働ける職場への就職がおすすめです。ユメシア転職JOBは関西圏の介護士さんのお仕事探しをサポートしています。

介護福祉士国家試験の難易度は?

介護福祉士に合格するためには、どのような努力が必要なのでしょうか?

ここでは、介護福祉士に合格するために必要な知識やデータについて解説していきます。

国家試験の合格率と難易度

介護福祉士の試験は簡単とは言えませんが、国家資格としては合格率が高めの傾向で推移しています。

公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの資料によると、2023年(令和5年度)3月に公表された介護福祉士の合格率は、何と84.3%という数字を叩き出しました。

下記の表は、過去5年間の合格率をまとめたものです。

実施年度受験者数合格者数合格率
第35回(2023年)79,151人66,711人84.3%
第34回(2022年)83,082人60,099人72.3%
第33回(2021年)84,483人59,975人71%
第32回(2020年)84,032人58,745人69.9%
第31回(2019年)94,610人69,736人73.7%

出典:第35回介護福祉士国家試験の合格発表について

過去5年間を見ると、70%前後の合格率で推移しており、今回はひときわ高い合格率と言えます。

介護福祉士の試験科目について

筆記試験

介護福祉士の試験科目は4領域12科目群に加え、総合問題を合わせた計13科目群の中から125問が出題されます。

ただし、13科目群といいましたが「人間の尊厳と自立(2問)」と「介護の基本(10問)」、「人間関係とコミュニケーション(2問)」と「コミュニケーション技術(8問)」に関しては、2科目群を合わせて取り扱うため、実質11科目群とも言えます。

午前中に「人間と社会」「介護」の2領域7科目群68問。

午後に「こころからだのしくみ」「医療的ケア」「総合問題」の2領域6科目群57問が出題されます。

1問1点の合計125点満点となっております。

125点満点中60%得点すれば合格ラインとなっており、簡単すぎるということはないですが合格基準点は低めです。

ただし、11科目群のすべてにおいて、1問以上得点することが合格条件にもなっているため、すべての領域でまんべんなく点数をとることで合格点に到達します。

下記に試験科目の内訳を掲載しておきます。

科目名試験問題数
人間の尊厳と自立、介護の基本12
人間関係とコミュニケーションコミュニケーション技術10
社会の理解12
生活支援技術26
介護過程8
発達と老化の理解8
認知症の理解10
障害の理解10
こころとからだのしくみ12
医療的ケア5
総合問題12

実技試験

実技試験は免除となるルートが多いのですが、福祉系高校ルートの一部の人は受験対策が必要です。

実技試験は、介護技術を問われるものです。

試験当日に「介護される方の基本的情報と介護に対する希望が書かれた書類」を介護者は手渡されます。

書類の情報をもとに自分なりに介護サービスを提供し、60%以上得点することで合格となります。

筆記・実技ともに、合格不合格は60%以上、得点できているかどうかが基準です。

試験対策と勉強方法

介護福祉士に合格するためには、コツコツと勉強を積み重ねることが大切です。

勉強するのは学生以来という人もいるかもしれませんが、流れをつかみ正しい試験対策と勉強法で、ぜひ介護福祉士を取得してください。

独学と通信教育の比較

働きながら取得する人が多い介護福祉士ですが、独学か通信教育で悩む人が多いです。

独学の場合は、テキスト代しかかからず自分のペースで勉強できるのが魅力です。

ただし、モチベーションが維持しにくいのと、分からない点を相談しにくいということが言えます。

通信講座のメリットは、合格実績のある企業のノウハウや専門講師の講義を、ネットなどを介して学ぶことができる点です。

費用が、完全な独学よりも高くなるのがデメリットと言えます。

専門学校の役割

専門学校は、介護福祉士の基礎教育と実践的なトレーニングを提供する場です。

質の高い教育環境と専門的な指導により、介護福祉士としての知識や技術を確かなものにすることができます。

将来の就職・転職活動、キャリアやスキル向上のために、スクールの活用を検討してください。

専門学校は、

・分からないことがあればすぐに質問できる

・仲間や講師がいるためモチベーションの維持がしやすい

・求人情報が集まりやすく紹介しやすい

というメリットがあります。

一方で、

・費用が高い

・1~2年時間がかかる

・通学しないといけない

・学生になるため収入がない

など、さまざまなデメリットもあります。

ただし、介護を時間をかけてじっくり学べる機会はなかなかありません。

座学と実習を繰り返しながら、体系的に介護の知識と技術を身につけられるカリキュラムとして、今後も大切な役割を担っていくのです。

まずは、無料資料請求をおすすめします。

介護福祉士試験に落ちる人の特徴

先程述べた通り、7〜8割の人は介護福祉士試験に合格します。

しかし、残念ながら2〜3割の人は落ちてしまうのが現実です。

介護福祉士に落ちてしまう人の特徴は下記の通りです。

・自分は大丈夫と思いこんでいる

・勉強時間が足りない

・勉強方法が間違っている

それぞれ解説します。

自分は大丈夫と思いこんでいる

特に実務経験者に多いのですが「周りのみんなは受かっているし、あの人でも受かっているから自分は大丈夫だろう」と、なぜか根拠のない自信を持っている人は落ちやすいです。

勉強しているかどうかは本人にしか分かりません。

自分は優秀だと思い込んで足元をすくわれないよう、きちんと勉強をしてから受験申し込みしてください。

勉強時間が足りない

介護福祉士を受験する人の中には、働きながらの場合も多いです。

フルタイムで残業しながら介護業務をしていると、なかなか勉強時間の確保が難しいことがあります。

また、学生時代から時間が経過しているため「試験勉強する気になれない」という人もいます。

どちらにしても、時間は自分で確保するしか方法はありません。

スキマ時間を有効利用したり、上司に試験日が来るまで残業の都合をつけてもらうなど、効率よく勉強できるよう工夫してください。

勉強方法が間違っている

介護福祉士の勉強方法はある程度決まっており、基本は過去問題集を解くことです。

テキストだけをいくら反復して読んでいても、実際の出題形式、出題傾向に慣れていないと解答できません。

実際にあった例なのですが、ある男性は「テキストを大学ノートにひたすら書き写す」という勉強方法をとっていました。

やはり間違った勉強方法をしていた男性は、介護福祉士に落ちてしまいました。

正しいやり方で勉強することは、とても大切なことなのです。

気の緩みや、マークシート方式のテストに慣れていないなどの理由で、試験時間内に解答できずに落ちてしまうこともあります。

マークシート方式の記入間違いは悲惨で、一段飛ばして解答してしまい「気づいたときには時間がなかった」となると、内容は理解していたのに落ちることになります。

経験やスキルがあり、試験内容自体に自信があっても、合格するまでは油断しないことが大切です。

ただし、結果落ちてしまっても介護福祉士は毎年受験できます。

しっかり対策すれば高い確率で合格できるものであるため「次は失敗しない」と心にとどめておけば問題ありません。

前向きに取り組んでください。

介護福祉士の仕事内容

介護福祉士は専門的な介護を提供するプロフェッショナルです。

超高齢化社会のさらなる拡大に備え、ますます需要や期待は高まっています。

ここでは、介護福祉士の仕事内容について解説していきます。

介護福祉士と介護職との違い

身体介護や生活援助を始め、傾聴、趣味活動のサポートなど、業務内容は多岐に渡るのが介護のお仕事です。

ただ、介護福祉士と介護職の業務内容に大きな違いはありません。

わざわざ資格取得する意義は「介護に対する高度な専門知識やスキルがあることを第3者に証明できる」ことです。

介護業界における現場の最上級資格である介護福祉士を取得することで、信頼とニーズが生まれ、収入アップやキャリアアップなどにつながるのです。

高齢者の多様なニーズへの対応

高齢者のニーズは多様であり、介護福祉士はその都度、適切に対応する必要があります。

身体介護や生活支援技術だけでなく、社会参加の促進や心のケアも重要です。

人間が人間らしく生活していくためには、ただ生きているだけでは満たされません。

・人と会話をしたい

・自然を感じて季節の移ろいを感じたい

・行事に参加したい

・介護施設でも在宅に近い環境で暮らしたい

など、利用者にも常にさまざまな要望があります。

そのため介護福祉士には、個々の利用者の状況や希望を尊重し、その人らしい生活をサポートすることが求められているのです。

コミュニケーション能力の重要性

介護福祉士は常にコミュニケーションの連続です。

どんな状況でも、周りの人間と上手に関係を継続していくことは簡単ではありません。

コミュニケーション能力の高さは、介護能力の高さといっても過言ではないのです。

利用者との信頼関係構築

利用者との信頼関係は介護福祉士にとって何よりも大切なことだと言えます。

介護をするものにとってのお客様は利用者と家族だからです。

コロナウイルス感染症や介護士の人材不足なども相まって、利用者が介護福祉士に求めるものは高くなっています。

そのようなご時世だからこそ、介護福祉士が中心となって少ない人材ながらも高品質な介護を提供できる施設が評価されるのです。

利用者から信頼されることは、介護福祉士の腕の見せ所でもあります。

チームワークと連携の重要性

介護福祉士は、多職種と連携して仕事をすることが求められます。

介護はワンマンプレイでは成立しないからです。

・上司

・看護師

・リハビリ

・生活支援スタッフ

・医師

・ケアマネジャー

・生活相談員

など、すべての関係者と良好な関係を築くことが求められます。

例えば、現実問題として看護師との人間関係が悪い状態だと、利用者に体調の変化が現れても報告するのにためらうことがあります。

看護師とのコミュニケーションを避けようとするからです。

チーム内の人間関係が悪ければ被害を受けるのは利用者となるため、常に連携を密にして人間関係を良好にしておかなければなりません。

介護福祉士に求められるのは、介助技術・知識だけではないのです。

キャリアアップやスキル向上が難しい

介護福祉士としてキャリアアップしていくには、日々、向上心を持って業務に取り組むことが必要です。

ここでは、スキルを向上させる大変さも併せて解説します。

継続的な研修や勉強の必要性

介護福祉士としてキャリアアップやスキル向上を図るには、継続的な研修や勉強が必要です。

介護の現場は日々進化しており、最新の知識や技術を常にアップデートしていく必要があるためです。

定期的な研修やセミナーに参加して専門性を高めることで、より質の高いケアを提供できます。

専門性と多様性の両立

介護福祉士は専門的な知識とスキルを持ちつつ、多様な利用者のニーズに対応する必要があります。

高齢者だけでなく、障害者や療養者など様々な人に対してサポートを行うため、幅広い知識と柔軟性が求められます。

自身の専門分野を深めると同時に、異なる分野における知識やスキルも獲得することが重要です。

例えば、終末期ケアや医療的ケア、認知症ケアなど、特定の疾患や状況に特化した知識を深めることで、利用者のニーズにより適切に応えることができます。

専門分野の深化と幅広い知識の獲得

専門分野の深化と幅広い知識の獲得は、介護福祉士としてキャリアを築く上で重要な要素です。

介護の分野には

・高齢者ケア

・障害者支援

・認知症ケア

など、さまざまな特化分野が存在します。

専門分野の深化を図ることによって、より専門的な知識やスキルを習得し、利用者のニーズに適切に対応する能力を高めることができます。

また、幅広い知識を持つことも重要です。

介護福祉士は利用者のからだのケアだけでなく、社会福祉の制度や法律、医療や介護技術の最新動向など、さまざまな知識を必要とします。

幅広い知識を持つことにより、利用者やその家族と的確にコミュニケーションを取り、総合的なサポートを提供できるようになるのです。

専門分野の深化と幅広い知識の獲得には、継続的な学習と専門的な研修が必要です。

・定期的なセミナーや研修会への参加

・関連する書籍や学術論文の研究

・他の専門家や同僚との情報交換

などが有効な方法です。

さらに、ネットで情報収集したり、オンライン学習したりして自己啓発に努めることも重要です。

コツコツと向上心を持ちながら努力を継続することにより、介護福祉士としての能力を発展させることができます。

最新の介護技術や制度の習得

新しい介護技術や制度が導入されるなど、介護の現場は常に変化しています。

介護福祉士は常に最新の情報にアンテナを張り、新たな技術や制度について学び続ける必要があるのです。

新鮮な情報を吸収し続けることにより、効果的なケアを提供し、利用者の生活の質を向上させることができます。

精神的な負担と対処法

介護福祉士は常に人を相手にした仕事であるため、精神的な負担は大きいです。

負担が大きくなる原因と対処法について解説します。

ストレスや疲れの原因

介護福祉士のストレスや疲れの原因は、肉体的だけでなく精神的にも負担が大きいからです。

・長時間の勤務

・認知症や重度の方のケア

・同僚や上司との人間関係

・家族からのクレーム対応

などがストレスや疲労の原因となります。

また、利用者の状態の悪化や亡くなってしまうなど、感情的につらい瞬間もあります。

ストレスや疲れをためない精神保健が大切なのです。

セルフケアとメンタルヘルス対策

介護福祉士はセルフケアとメンタルヘルス対策が重要です。

心身の健康は、介護福祉士として活躍し続けるためには欠かせないものだからです。

ここでは、心身を健康に保つための効果的なケアと対策方法を解説します。

リフレッシュ方法と効果的な休息

介護福祉士は自分なりのリフレッシュ方法を見つけることが大切です。

心身の健康のためには、休日や勤務後にどれだけ自分をリフレッシュできるかにかかっています。

・没頭できる趣味を持つ

・心を許せる友達と連絡をとる

・ネットで介護従事者同士のコミュニティを探す

など、できることはたくさんあります。

また、効果的な休息を取ることも大事です。

介護の仕事は、やることを探せばいくらでも仕事は見つかります。

例えば、

・利用者の傾聴

・共用部分の清掃

・物品の補充

・詰め所の整理整頓

・担当利用者の状況の把握

など、常に仕事に追われています。

だからこそ、意識して仕事中に休息をとることが大切なのです。

法律に規定された休憩時間をとることはもちろん、あるていど仕事に目処がついたら、座ってコーヒーでも飲んでみてください。

意識して休息時間を作ることで、心身をともにリラックスさせることができ、無理なく働くことができます。

効果的な休息を取り入れることで、モチベーションも維持できるのです。

サポート体制と相談窓口の活用

介護福祉士として働いているとさまざまな悩みに直面することがありますが、一人で解決しようとしないことが大切です。

ポジティブに考えられる人ならいいのですが、一人ではネガティブ思考になりがちだからです。

介護等の業務に関して悩みがあるときは、

・職場の同僚

・職場の上司

・友達

・家族

など、自分にとって身近な人に相談することが大切です。

ただ、それでも解決しないこともあります。

そんなときは、サポート体制と相談窓口があるため確認してください。

・働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト 「こころの耳」(厚生労働省)

老健施設職員のためのメンタルヘルスサポート

・JSここメン(老健職員以外なら利用可能)

他にも、都道府県や市町村単位で、介護スタッフ向けの相談窓口を設けていることもあります。

自分が住んでいる、もしくは勤めている自治体のホームページをチェックしてください。

くれぐれも、どうしようもない悩みを一人で解決しようとしないことです。

まとめ

・介護福祉士になるには養成施設、福祉系高等学校、実務経験と3つのルートがある

・介護福祉士合格率は70%前後で2023年は84.3%と高い

・油断したり勉強しなかったりすると落ちる可能性が高くなる

・介護福祉士は常に努力を重ねることでキャリアアップする

・介護福祉士は心身のストレスをためやすく一人で抱えないことが大切

本記事は「介護福祉士の試験は難しい?」かどうかについて解説しました。

介護福祉士になるには3つのルートがありますが、一部を除いて原則、試験をうけて合格しなければなりません。

例年合格率は70%前後ですが、令和5年は84.3%と高い合格率となっています。

慢心せずにしっかりと準備、用意をすれば受かる可能性が高い試験であるため、自分自身をコントロールしながら、コツコツ勉強を積み重ねるのがポイントです。

介護福祉士としてキャリアを重ねるには、常に努力を継続することが重要であり、アンテナを張っていることが大切となります。

ただ、人と人との関わりが密になる職業であり心身に疲労が蓄積されていきやすいため、一人で抱え込まない柔軟さも問われる仕事です。

大変なことはありますが、これから益々、需要が高まることは間違いない資格であり、挑戦する価値が高いといえます。

ぜひ介護福祉士を取得して、介護のプロフェッショナルとして自信とやりがいに満ちた人生を送ってください。

この記事の執筆者

あべ
介護福祉士・レクリエーション介護士2級・認知症ケア指導管理士

介護付き有料老人ホームにて介護歴10年以上。保有資格は介護福祉士・レクリエーション介護士2級・認知症ケア指導管理士。介護リーダー歴も5年以上あり。高齢者施設に勤務しながらWebライター・ブロガーとして活動中。