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実は誰でも可能性を秘めていた!介護職に向いている人の特徴は?

2021/12/09

最終更新日:2021/12/09

生きて行くためには、働かなければいけません。また、その生きる理由は人それぞれです。欲しいモノがある、生活して行くため、大切な人の生活を守るため。もっと単純に働くのが当たり前だからだよ。などなどみなさん、当てはまるものはありますか?でも、注意しなければならないのは【なぜ、働くか?】です。

働くことを整理してみましょう!

勤労は、日本国憲法にも定められています。義務教育でも習った国民の3大義務です。教育、勤労、納税。その中の1つ、働くこと(勤労)は、私達が生活する上で、当たり前のコトです。だけど、どんな職業に就くかは自由です。自分に合う仕事、満足出来る内容や収入、そして、一番大切なコトは、働く目的の在り処だと思います。勤労とは、目的を果たすための【手段】として、仕事をして賃金を得るコトです。「大切な妻や娘のために」「友達と旅行に行くために」「好きなブランドのバッグが欲しいから」など、このように目的がしっかりしていれば、働くことにパワーが出ますよね。先ずは、なぜ働くのかを明確にしておきましょう。働くコトは、目的を得るための手段です。それを忘れてしまうと、挫折しやすくなってしまいます。

 介護職に向いている人の特徴は?

これは、案外簡単なことなのです。「おじいちゃん、おばあちゃんが好きな人」コレが大事なのです。そんなの誰でも一緒だよ!!と皆さん思いますよね。しかし、その通りなのです。介護とは、本来誰もが向いている職業なのです。

皆さん、自分の生い立ちから今日までを思い浮かべてみてください。自分が生まれてから、今まで様々な【人との関わり】がありましたよね。大好きな両親から生まれ、赤ちゃんや子供の頃は、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん..様々な人が、あなたの成長を支えてくれました。人の温もりや優しさに、必ず触れてきたコトがあると思います。その人の温もりや優しさを今度はあなたが他の人にしてあげる。このコトは誰にでも出来るコトなのではないでしょうか。介護という言葉が使われるようになったのは、歴史に置き換えるとまだまだ日が浅いのです。それまでは、生活や社会の一部でしたので、誰もが助け合い(介護)を当たり前のようにして来たのです。

現在の社会や家庭環境は、昔とは大分変わって来ました。介護は、人と人との温もり、助け合いなど、対人的コミュニケーションが必要です。自分の思いや感情が相手に伝わり、相手から自分に返って来て、初めて成立します。ボディメカニクス(人間本来の身体の機能)に精通していても、トランスファー(介助・移動)が上手に出来ても、結局は、コミュニケーション(意思の疎通)が上手く行かなければ、介護は成立しないと考えるべきでしょう。介護業務とは、ご飯を食べるお手伝いをしたり、お風呂のお手伝い、排泄のお手伝いをしたりするコトはもちろんですが、部屋を掃除するコト、買い物に行くコトも介護です。その中でも、部屋を掃除したり、買い物に行ったりするコトは、誰にでも出来るコトだと思いませんか?

「おじいちゃん、おばあちゃんの為に必要なお手伝いをする。」というコトは【介護】であると捉えて良いと思います。介護職に向いている・いないと言うより、デイサービス派か、特別養護老人ホーム派か、訪問介護、訪問入浴、福祉用具などなど..どの介護業務なら向いているか、と考えるのも、良いのではないでしょうか。デイサービスだけでも、小規模型・通常型・大型、または認知症対応型等があります。その中にも、運動特化型・農業レク・買い物..様々な特徴のデイサービスがあります。介護感も様々です。私個人は「介護に正解はない」と考えています。それが正しいと言うよりは、利用者様やご家族のニーズが多岐に渡ると考えた際、答えは1つでは無いのです。

また、個人的な考えかもしれませんが【環境が人を作る】と、私は考えています。全てではありませんが、常に勉強が出来る環境と勉強が全く出来ない環境では、高校受験や大学受験では大きな影響が出るでしょう。もちろん、個人の能力にも違いはあります。介護に関する考え方や手法も【働いていた環境で相違するもの】なのです。前の職場ではこうだった、今の職場ではこうだ、それは私のやりたい介護ではない、このような思いは良くあるコトでしょう。今まで培ってきた知識や手法が違うコトは、今までと環境が違うので、当たり前なことかもしれません。ですので、新しく入った職員はまず、その環境に慣れ、覚えることが大切です。それを受け入れた職員は、その人が経験して来た今までのやり方も尊重しながら、今の職場の介護を教えて行く。この気持ちや姿勢が大切なのです。

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まとめ

 

介護職に向いている人の特徴は【人の話をよく聞き、相手の気持ちに寄り添い、相手を純粋に受け入れる】。これが出来る人や、職場にそのような環境が根付いていれば、誰でも働くことが出来ます。いろんな仕事がある介護では、デイサービス・特養・ヘルパーなど様々あるので、「私は介護が向かない!!」と端的に結論付けず、「私にも向いている介護は必ずあるはず!!」と、考えてみてはどうでしょう。腰を痛めてしまったり、腱鞘炎になったり、家庭の事情で働ける時間が短いことなど、いろいろな個人要因はあります。そんな時は、双方で話し合い、合意できる事業所なら安心して働けることだと思います。

この記事を書いた人

加藤 英明

介護福祉士/主任介護支援専門員

社会福祉法人熊谷福祉の里にて、特別養護老人ホームクイーンズビラ桶川副施設長として従事する。介護講師や地域福祉団体『埼玉県央ケア協会』の共同代表として、県央地域を中心に地域福祉向上のため活動中

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