複業など医療・看護職の新しい働き方を推進。「やりたい」を叶える訪問看護事業所を運営 | 介護・看護・保健師の転職サイトaunジョブ

DREAM INTERVIEW

各界リーダーへの夢インタビュー

ジアンカスプロ瑠美
DavRu株式会社 代表取締役
DavRu株式会社ジアンカスプロ瑠美

複業など医療・看護職の新しい働き方を推進。「やりたい」を叶える訪問看護事業所を運営

――あなたのお仕事について具体的に教えてください。

DavRu株式会社の代表取締役です。神奈川県・東京都で訪問看護、訪問リハビリテーション、そして居宅介護支援事業所を合計4事業所運営しています。事業所のブランドは「ぜろひゃく」で「0歳から100歳まで看る」という思いを込めています。また「24時間・365日対応」「産科以外の全ての診療科目に対応する」「英語・中国語対応可能」というのも大きな特徴です。海外から日本に帰国予定の人や、医療対応の必要な子どもを抱えた両親などからのインターネットを通じた依頼や問い合わせに対応した実績もあります。現在のスタッフは約50名。年間延べ約1万6000回のサービス提供をしています。

また、これに加え、発酵飲料(KOMBUCHA)のRu&Me、海外医療連携事業を手掛けるDANICA株式会社、産官学民連携で地方創生に取り組むCo-Lab.Fesなど様々な事業を行っています。

命と真剣に向き合った経験が、看護師を志すきっかけ

――この仕事を始めたきっかけを教えてください。

14歳のときに母がガンに罹患しました。その時に何もできない自分の無力さを実感し、「自分にできることは何だろうか」と考えました。そこで、ガンをはじめとする医療に関する書籍をたくさん読み、医師から母や父への説明にも同席するようになりました。この命と真剣に向き合った経験が、看護師を志すきっかけになりました。

学校卒業後は大学病院の循環器小児科に入職し、その後クリニックに転職しました。ここの医師が、産科以外は全て自分一人で対応しており、地域の人たちからさまざまな相談が寄せられるなど非常に頼りにされていました。この医師の姿勢に感銘を受け、地域に根差した医療、その中でも訪問看護に興味を持つようになり、2021年に独立開業しました。

やりたいことがある医療職を応援しよう

――あなたの強みは何ですか?

「やりたいことを諦めない」という信念の強さと、それを実現する実行力です。

会社名のDavRuには英語のダブルの意味も込めています。その名の通り、社員のダブルワークを推進してきました。

病院やクリニックでは「患者様の命を預かる仕事であり、本来の職務に専念すべき」などという理由から、医師や看護師の複業を禁止していることが一般的です。一方で、医療職の中には、20代後半ぐらいで「本当にやりたいことが見つかった」という理由で、医療とは全く別の仕事に転身する人が少なくないのが現実です。また、複業をしたいがために、正規雇用での就労を諦めざるを得ない医療職もいます。これは医療職不足が深刻な中で、医療業界だけでなく社会全体にとっても大きな損失です。そして、他の仕事に転じたとしても十分な収入が得られる保証もありませんので、離職は本人にとってもリスクの高い選択となります。

それに対して複業が可能になれば、医療職として一定の収入を確保しながら、自分が好きな仕事ができます。また、複数の仕事を両立させるために時間の使い方が上手になるなど、本業にも多くのメリットをもたらします。

こうした考えから「やりたいことがある医療職を応援しよう」という姿勢を創業以来一貫して重視してきました。現在では「複業をしたいから当社に転職した」という社員も少なからずおり、医療職の働き方に一石を投じることができたのではないかと自負しています。

社員の「やりたい」をサポートする

――あなたの使命とは何ですか?

「誰かの一歩を踏み出す手伝いをする」ことです。世の中には「何かをしたい」という気持ちはあるものの、実際の行動に移せない人、できない言い訳を口にしてしまう人が大勢います。まずは医療・介護業界からそうした消極的なマインドを払拭し、ゆくゆくは社会全体に広めていきたいと思います。

そのためには、私自身、そして会社が率先して一歩を踏み出し、手本を示す必要があると考え、さまざまな取り組みを行っています。例えば、各事業所には月に1回1時間、外部からファシリテーターを招いて他の人に自分の思いを言語化して伝える機会をつくる「問活」という時間があります。こうした取り組みを通じて、社員が本当にやりたいことを実現しています。これまでに産官学民をつなぐイベントCo-Lab.Fesを開催するなどの実績が問活から生まれました、

このほかにも社員の「やりたい」をサポートする仕組みを整えています。今後はSNSなどを通じて、こうした考えや取り組みをより広く発信していきたいと思います。

恵まれない子どもたちの役に立ちたい

――あなたのこれからの夢を聞かせてください。

いつ、どのような形で行うかなどの具体化は全くしていないのですが、孤児院を運営することです。もともと小児科勤務でしたし、今は児童養護施設などを訪問看護で訪れることもあり「恵まれない子どもたちの役に立ちたい」という気持ちはずっとありました。

迷っている時間は何も生み出さない

――最後に、夢や目標に向かって新たな一歩を踏み出そうとしている方へ、メッセージをお願いします。

私自身も転職経験がありますが、まず言えることは「迷っている間に時間はどんどん過ぎてしまう」ということです。「職場の人間関係は良いだろうか」など、今の時点でわからないことを気にするあまり一歩を踏み出せないのは勿体ないことです。もちろん、職場見学などできる限りの情報収集はするべきですが、迷うぐらいなら実際の行動に移すべきです。迷っている時間は何も生み出しません。

また「最終的なゴールをしっかり決める」ことも大切です。そして、そのゴールに至るまでの最短ルートをしっかりと見極めていきましょう。

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