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セクハラや暴力、服装など…。介護士として働く中での疑問を解決します!

介護職員として働く中で、疑問を感じることはありませんか?「介護士だから仕方がない」と諦めていること、ありませんか?今回は、髪色・服装・利用者からのセクハラについて、ケアマネジャーであり講師や講演業もされている村田優美さんに回答していただきました。

茶髪や金髪などの髪色は、なぜ、ダメなのか?

女性の髪の写真

介護をする人が、髪の毛が茶色だったり金髪だったりパンチパーマだったり剃りこみをいれていても、何も問題ありません。だってどんな髪型でも、入浴介助やおむつ交換等の介護ができるわけですから。では、高齢者などの介護される側はどうでしょうか?おそらくそちらも何の問題もなく、どんな髪型であっても優しく気の付く、介護が上手な方であれば大満足ではないかと思います。

では、介護「職」としてはどうでしょうか。「職」ということはお仕事です。対価をいただき、介護というスキルを提供しています。こちらもどのような髪型であれ、介護というサービスの質だけを見れば問題ありませんよね。この人のおむつ交換が素晴らしいから来てほしいとか、人柄が好きだから来てほしいとか。

フリーランスの介護士のように直接ご指名で「○○さんに来てほしい」というような方法でサービスを提供している場合、こちらはどのような人物なのか(見た目も含め)納得し仕事の依頼があるので需要と供給がなりたっているのでなんの問題もありません。

では、どこかに雇用されて介護職をする場合はどうでしょう。この疑問を考える時には、「介護職」というカテゴリーに縛られなくてもよいと思います。

例えば、一流のホテルマンの外見を想像してみましょう。ホテルマンが日本人である場合、金髪であってもホテルマンとしての業務はできますが、なかなかお見かけしたことはありませんよね。ホテルマンも外見に関して厳しく規定があります。そもそも、ホテルの雰囲気と合わなければ雇用してもらうことはできませんよね。

他業界の、割と見た目には自由のアパレル業界であったとしても、スーツを売っているアパレルの会社と、ゴスロリの服を売っている会社では求める人材が全く違っていると思うんですよね。ゴスロリのお店に七三分けのパリっとしたスーツの人がいてもおかしいし、スーツ販売店にフリフリの服の女の子がいてもなんだか違和感。

そんな感じで会社にも特色や色、売り出したいブランディングイメージがあるんですよね。例えば1人で介護業をしているのであれば金髪でも茶髪でもピアスをしていても、ネイルをしていても全く問題はないと思います。ただどこかの会社に雇用されて介護業をしたいと言うのであれば、やはり会社が求める人材になる必要があるのではないかと思います。

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全国どこでも変なポロシャツばかりを制服にしている理由は?可愛い服や靴で介護をして何がだめ?

考える女性の写真

変なポロシャツを制服にしているところは、単に会社や制服を選ぶ担当者のセンスが悪いだけだと思います。一昔前と比べ、ずいぶんましになったとは思いますが、いまでも変な色の上下のジャージなどの着用を強いる施設もありますよね。

センスのある施設であれば、制服にもこだわっているのではないでしょうか。北欧の介護施設などであれば、介護職の人もおしゃれをしていたりネイルをしていたりして介護業をしているのですが、日本はまだまだそういう施設は少ないですね。

これは高齢者にも言えることで、日本の高齢者は同じような服を着ていることが多いです。ですが、北欧の施設では夕食は車いすの方もジャケットを着て、フロアーにて食事をとられたり、歩行が不安定の方でもおしゃれとしてヒールをはいていたりします。日本ではありえないですよね。介護する方も、される側ももっとおしゃれをする時代がゆくゆく来るのではないかと思います。

ちなみに、どこかの施設に勤めるときには、先にどんなポロシャツを着ているのか見てから応募されたら良いんじゃないのではないでしょうか。逆にダサいポロシャツを職員に着させているような会社や施設には人が集まらなくなり、介護職も素敵な制服を配布されると言う日が近づくんじゃないでしょうかね。

利用者からセクハラされることが度々あるのに、なぜ、対処方法は誰も教えてくれない?ずっと、わたしたちは我慢ですか??

泣いている女性の写真

利用者からのセクハラや暴力、これははっきりいって耐えなくてよいです。耐えてはだめです!

すぐに、上司や管理者などに相談し対応方法を一緒に考えてもらいましょう。また、病状からくるものであれば医師に相談したり、それでも自分には対応が難しいと感じたならば担当を変えてもらったりなど、何か対処してもらえないか相談してください。

そもそも利用者がサービスの提供を受ける前に、利用者と法人とで契約や重要事項の説明を必ず行っています。契約時に会社側が利用者とどういう契約をしているのか、会社の規定やマニュアルによって大きく異なるので確認してみましょう。

利用者が職員に対してセクハラや暴力などの危害を加える場合、サービスの提供はできないと謳っている会社も多く存在しています。一方、まだまだ利用者のセクハラや暴力嫌がらせに対し、現場の我慢や努力をしいる会社も少なくないようです。

面接時にきちんと相手側の会社や施設の代表者などに聞く姿勢も大切です。逆に、職員を守ってくれないような会社なら、転職も検討すべきかと思います。介護職だから認知症の方などのハラスメントに我慢で応じるのではなく、そのようなハラスメントの要因が何なのかきちんとアセスメントしたり、私たちの対応方法を検討することもとても大切です。

この記事を書いた人

村田優美

一般社団法人 後見センター ともする 社会福祉士 ケアマネジャー

福祉に特化した相談支援業務、特に高齢分野を得意とする。その他、アドヒアランスに関する研究、講師業・公演業など多岐に渡って活動。

=村田優美さんの前回の記事はこちら=

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