【脱3K】進化を遂げた大阪の介護施設。その魅力をご紹介!
2021/01/12
介護の仕事と聞いて、みなさんはどんなイメージを持っているでしょうか。やはりみなさんが思っているように3Kだと思っている人も多いです。しかし、そんな介護職の求人を見てみると、正社員も派遣社員も含めて状況が変わってきました!
そこで、ここでは新時代の進化を続ける介護施設について、その魅力を紹介します。
介護の仕事は本当に3K(きつい・汚い・危険)なの?
介護の仕事は労働条件が厳しい職種であり、きつくて汚くて危険な三重苦と言われています。事実、仕事は簡単とは言えませんし、決して楽なものではありません!
体力的にも精神的にもきついのはもちろん、排泄物や嘔吐物などの汚物に触れるなど汚い仕事もしなくてはならないほか、危険な病気に感染する危険があると言われています。
さらには施設利用者の方を移動させるなどの肉体労働の他、当直や夜勤などの変則的な時間帯の勤務もあるため、非常に心も身体もへとへとになってしまう人が多いです。単純に他の仕事に比べてきついことが多いこともあって、離職率も高め……。
食事や排泄や入浴の介護では当然ながら汚いと感じてしまうこともあるし、ノロウイルスやインフルエンザなど集団感染の危険もあります。当然ながら他の怪我や病気になってしまうこともあることもあり、介護職は大変なことの連続です!
それに加えて給料が安いというのだから、やりたいと思う人は少なくなって当然ですよね。多くの職場では昇給や昇格もなく、ボーナスもないことがほとんど。ただ、それでも介護職を選ぶ人はいます。どんなに厳しくても介護職に就く人がいるのは、世に言われる3Kばかりではないため。感謝されたり必要とされたりすることがやりがいになることもあるわけです。
変わりつつある介護の仕事
介護職員初任者研修などの導入によって、正しい知識と技術の習得が可能となったことで、近年は介護職も変わってきています。事実、求人を見てみても状況は変わってきたのかなと思います!
さらに近年ではボディメカニクスに基づいた効果的かつ効率的な身体の動かし方を学ぶことによって、介護職に必要な腕力を軽減することができるようになっています。
また、介助の知識や技術を持つことで食事や排泄や入浴の負担を最小限にすることができ、汚いと思う場面もすぐに対応できるようになっているのです。福祉用具の選び方や使い方を学べば、より仕事の負担も軽減できるはず!
近年では感染予防を徹底する施設が多くなったことの他、心身の健康管理を学ぶことによって必ずしも危険な仕事とは言えなくなってきているのが現状です。
仕事自体は魅力の大きなものなので、これからも労働環境が改善されていけば介護職に挑戦してみたいという人も増えていくかもしれません。労働者の権利をしっかり守れるようになれば、介護も天職としてさらなる人気を集めていくはずです!
介護ロボット導入による業界の進化
大阪などでは地域医療介護総合確保基金を活用することによって、介護ロボット導入活用支援事業を実施しています。介護業界の環境改善はもちろん、予算不足や人手不足などを解消する秘策として知られ、これがうまく稼働すれば介護職は一気に飛躍します。
事実、人材が定着することによって業界全体の安定にも繋がると予測されていることもあり、近年は介護ロボットに対する期待が高まっているのです。今後は3Kは3Kでも「簡単・快適・解消」に繋がっていくかもしれませんね!
介護の仕事自体はやりがいも大きく、実際にやりたいと思っている人も多いです。おじいちゃんやおばあちゃんが好きな人はもちろん、人の役に立ちたいと思っている人にとってこれほどぴったりな仕事はありません。しかし、世間的にはまだまだ「介護職に就く」と言えば「大変だよぉ」という言葉が必ずと言って良いほど帰ってきます。それほど、介護の仕事に対するイメージは未だに良くないと言えるでしょう。
しかし、大阪の試験的な介護ロボットの導入によって、時代は確実に変わってきているわけです。それこそ今後は大変な仕事はロボットが行い、思いやりなどが必要な場面には人が対応するという時代がやってくるかもしれません。
これには当然莫大な資金が必要となるため、国を上げて対応していくことが必要です。時代はすでに高齢化社会ではありません。もう超高齢社会に到達しています。だからこそ、早急に対策を進めていかなくてはなりません。……政治家の方、自分たちが介護されるようになってからでは遅いですよ?
まとめ
正社員はもちろん、派遣社員などの求人も多い介護職。時代はすでに3Kではなくなり、特に大阪などの大都市では進化しつつあります。これは介護職を目指す人たちにとっては、大きな魅力なのではないでしょうか?
日本が直面している介護の問題は、暗い話題ばかりではありません。これからはむしろ高齢者の方が快適に暮らせて、なおかつ働く人たちの負担も軽減できる社会がやってくるかもしれません。そこに期待しましょう!