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【実際に調べてみた】大阪が目指す介護福祉の社会と現実。勤務条件や希望は叶うの?

2021/06/25

人生100年の時代、誰もがお世話になる可能性があるのが介護サービス。あなたは介護のお仕事にどんなイメージを持っていますか?サービスを受ける側としては「ありがたい存在」「無くてはならない存在」であることは確かなのですが、就職や転職を考えたとき、介護にたずさわる仕事は「きつい仕事」「給与が低い仕事」と敬遠しがちかもしれません。そんなイメージを変えるための動きが、大阪で始まっているのです!そんな大阪が目指す介護福祉の社会と、現在の状況について実際に調べてみました!

大阪が目指す介護福祉の社会とは

大阪では、主に若い人が進路を選択する際に、介護の仕事の良さが具体的にイメージでき、介護職のイメージが「なりたい職業」「選ばれる職業」となることを目指して活動しています!

本来、介護の仕事は人を支え人とともに成長できるという大きなやりがいのある仕事です。意外に思われるかもしれませんが、介護福祉士などの専門的な資格や技能を活かすことで安定した雇用にもつながり、ライフプランに合わせた柔軟な働き方を選択することができるなどのメリットもあります。しかし、こういったプラスの面が社会全体で正しく認識されていないため、「なりたい職業」「選ばれる職業」として選択する人が少なくなってしまっているのではないかと考えられています…。

介護の仕事のマイナスイメージを払拭し、魅力を広く発信すること、そして介護の仕事の社会的評価を高めるための介護イメージアップ戦略を打ち出す必要があるとして、大阪では精力的な活動が続けられています!

その活動の一環として『介護福祉士になろう!』推進プロジェクトと題し、YouTubeなどでプロモーションビデオを公開するなど、介護の仕事の魅力を発信する尾tリ組が行われています。プロモーションビデオは『私、決めた!編』と『みんなのプライベート編』の二本で、出演している方は、実際に大阪の介護の現場で働いている方たちなのだとか!

また、介護福祉にたずさわる人材を確保するため、2018年11月には「大阪府介護・福祉人材確保戦略」を策定しました。この戦略では、参入促進、労働環境・処遇の改善、資質の向上という3つのアプローチから、人材の確保に取り組んでいます。

現在の状況は?

さまざまな活動や戦略をたてても、すぐに状況が良くなるわけではありません。介護に関わる職種の有効求人倍率(有効求職者数に対する有効求人数の割合)は、2013年~2018年の5年間3.9倍で推移しています。すべての職種を合計した平均有効求人倍率が1.61倍ですから、他の職種と比較しても高い数字であることがわかりますね!

有効求人倍率が高いということは、介護の仕事がしたいと考えている人よりも、人を探している会社(事業所)の方が多いということ。これは介護職の需要が高まっているということでもありますが、純粋に人材不足という面も否めません。

そこで、大阪の最新データを見てみましょう。2019年10月度の有効求人倍率はすべての職種で1.63倍、介護サービスではなんと5.86倍にもなっています。需要と供給に差が出ていることは一目瞭然と言えますね!

介護や福祉に関わる産業は、サービスの需要増加にともなって必要な人手も増えていていきます。しかし、主な財源が税金や保険料であることから大きな処遇改善も難しく、人材不足の解消がなかなか進まない現状があるのです。

勤務条件や希望は叶う?

意外にも介護職は、希望するライフプランに合わせた柔軟な働き方を選択することができるんです!勤務条件にもっとも影響を与えるのは、施設や介護の種類。おおまかに分類すると入所施設・通所施設・訪問介護の3種があり、それぞれ勤務条件に特徴があります。

◆入所施設

 基本的に24時間体制で利用者のお世話をする施設です。

 シフト制や夜勤を希望している人におすすめ!

◆通所施設

 日帰りで介護サービスを提供する施設です。

 日勤を希望している人におすすめ!

◆訪問介護

 利用者の自宅を訪問し、サポートを行う介護方法です。

 一人ひとりと向き合う介護を希望している人におすすめ!

大阪府での介護サービス従事者数は2025年には18.5万人まで増加すると見込まれています。しかし、必要とされる介護人材の需要見込みは21.9万人にのぼっており、約3.4万人分の差が生まれることに。このことから分かるように完全な売り手市場であるため、求職者にとっては働く施設・事業所の選択肢が増えています。自分自身に合った施設を選び、希望の条件で働きましょう!

まとめ

大阪では介護職の人材確保のためにさまざまな施策を行っています。しかし、需要と供給にまだギャップがあることも事実です。

給与面では、経験や技能のある介護職員に対し処遇改善を行う『特定処遇改善加算』という制度が2019年10月からスタートしています。介護職の勤務条件は、少しずつですが確実に良くなっていますので、この機会に介護職にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

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