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未経験から介護職への転職で、絶対に知っておきたい7つのコツ

2021/07/16

介護業界は未経験歓迎の求人が多くあり、30〜40代で介護職デビューをする方も少なくありません。「介護職に興味はあるけど未経験では不安」という方も多いですよね。どのようなポイントで転職先を決めればいいのか、転職するために必要な準備は何かなど、未経験で介護職に転職したいという方に役立てていただけるよう、7項目に分けてコツをご紹介します。

転職先を吟味しよう

自分にとって良い転職先を見つけるには、しっかりと吟味する必要があります。これは介護職の転職に限らず言えることですが、職場環境はもちろんのこと、そのほかにも事前に確認したいポイントがいくつかあります。

介護職とは、利用者様と深く関わり生活全般を支えて行く仕事なので、「家の近所で通勤が楽」「給料が今より良いから」などの条件面だけで決めてしまうと、後々の後悔につながる場合があります。では一体どのような視点で転職先を選ぶべきなのでしょうか?

確認しておきたいポイントをご紹介します。

人材育成・研修制度があるか

施設や事業所によって研修制度や資格取得のサポート体制が充実し、就職してからも知識を深め、キャリアアップに繋げられる体制が整えられている場合もあります。就職・転職後に仕事とは別に自発的に勉強して行くことは難しい場合が多いため、施設が積極的に勉強させてくれる体制を整えてくれている、というのはありがたいですよね。中には、施設での研修が少なくても、外部の研修に参加した場合の費用を一部や全額助成してくれるという施設もあります。

また、介護業界には定期的に「介護報酬改定」というものがあるため、改定によってその事業所の事業内容が変更になることも少なくありません。それらの法的制度について、施設が勉強会を開いて介護職員へ周知をしたり、感染症対策や利用者様への虐待防止、事故防止の研修などを勤務時間内に定期的に開催したりしている施設もあります。施設や事業所が率先して介護士一人ひとりの意識・モチベーションを高める体制を整えている方が、仕事を長く続ける上えやりがいを感じられやすいのではないでしょうか。

求人の時間帯を要チェック

お給料が高い!と気になった求人の募集している勤務時間帯を確認しましょう。深夜だけ、早朝だけではありませんか?

深夜や早朝は日中に比べ、少人数のスタッフで担当するのが一般的です。日勤で先輩介護士から日々の仕事をしっかりと教えてもらい、現場に慣れてきてから夜勤などの少人数体制の時間帯の勤務をすることになるでしょう。深夜や早朝は日中よりもスタッフが少なく、一人で対応しなくてはいけないシーンも増えるためです。

もし募集がかかっている時間帯が深夜や早朝のみの場合、慣れるまでの研修制度や、日勤帯でフォローアップしてもらえるのか、事前に確認しておきましょう。もしフォローアップも含め、深夜の時間帯で行われるという場合はしっかりとしたフォローが受けられない可能性もあるので注意が必要です。

自分の望む介護を提供できるか

介護業界・介護職と一口に言っても、認知症専門の施設、通所のみのデイケア施設、リハビリを積極的に行う施設など。様々の形態の介護施設があります。

応募する前に自分がどのような分野の介護施設に興味があるかをしっかり把握し、自分の希望にあった介護を実施している施設を見つけるようにしましょう。

年中求人が出ている職場は?

介護業界以外の転職活動でも言えることですが、求人が頻繁に出されている職場は要注意です。人材が定着しない職場である可能性があり、人材が定着しないにはそれなりの理由がある場合が多いためです。事前に見学をさせてもらい、条件だけでなく職場の雰囲気や忙しさ、一人当たりの作業量も自分の目でしっかりと確認しましょう。

明確な志望動機を伝える

介護業界に未経験な人が介護士を目指して転職活動をする際に大切なのが「志望動機」です。介護職は他の職種に比べて未経験歓迎の求人を出している施設も多くあります。こうしてみると一見敷居の低い分野にも見えますが、介護を必要とする利用者様や、そのご家族様の人生に向き合う、責任感が求められる大変な仕事です。この業界に未経験の人が、何故介護業界を志望したのか、採用担当者が注目する重要なポイントとなります。

なぜ介護業界を志望したのか、想いや熱意を採用担当者にしっかりと伝えることができるよう、志望動機を明確にしておくことが大切です。未経験者の場合は志望動機を伝えるために必要な「具体的なイメージ」がうまくできず、事前準備なしにはうまく熱意を伝えられないことがあります。自分の志望動機を探る中で特に重要なのが、どのような介護を実施している施設に興味があるか、という点です。

レクリエーションが充実している施設、リハビリを積極的に行う施設、訪問介護、訪問入浴に特化している施設、通所、一時利用者が多い施設など、実に様々な施設がありますが、あなたはどの施設に興味があるでしょうか

自分がどのような施設に興味があるか、なぜその形態の施設に興味があるのかを突き詰めて考えて行くと、自分の志望動機がより具体的に見えてくるでしょう。

やる気と熱意はあるが志望動機が具体的にわからない、という方は、興味のある分野から自身のやる気の素を探してみましょう。

介護の資格取得を!

介護職の求人では未経験歓迎という募集がたくさんあります。未経験かつ無資格でも就業することは可能ですが、未経験であっても資格を保有しているほうが、就職には格段に有利です。また、無資格ではできない仕事の場合、未経験歓迎の職場であっても採用されることが難しくなります。就職後においても、資格を持っている人であれば、実務経験はなくとも基礎的な知識があるので就職後のフォローアップがしやすいという大きなメリットもあります。

介護業界で比較的取得しやすい介護職員初任者研修(旧:ヘルパー2級)でも、在宅、独学のみでの資格取得は困難で、取得するまでにある程度の時間がかかります。

そのため、資格を持って転職活動に望みたい場合、転職を決意した早い段階で資格取得に向けて動き出しましょう。もし資格取得が間に合わなくても、資格取得に向けて行動していることは、熱意を伝える上で充分なアピールポイントになりますね。

介護業界への転職を決めたら事前に介護職に関連する資格を確認し、転職前から資格取得に向けて準備を進めましょう。

介護業界への転職は未経験者でも挑戦しやすいと言われていますが、志望動機を明確にし、採用者へ伝える熱意を明確にすること、資格取得に向けて準備を進めることが大切です。

やりがいを感じながら働き続けられるよう、転職先をしっかり吟味し、自分に合った転職先を選びましょう!