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志望動機の書き方・例文。〈介護へ転職する場合の履歴書の書き方〉

2021/07/16

介護業界は現在深刻な人材不足と言われており、未経験からでもチャレンジしやすい業界と言われています。

特に大阪には多くの介護施設が集中しており、介護業界未経験であればどの施設に応募すればいいのか迷ってしまうことがあるかもしれません。介護業界と一口に言っても色々な施設やサービスの携帯がありますので、それぞれの特徴を知り、自分の希望する働き方や、提供サービスの内容が自分にあっているのかをよく検討し、応募先を決めましょう。

20代〜40代 未経験での転職 志望動機

介護業界に経験がなくとも、今まで経験してきた仕事の業務内容等から活かせることは必ずあります。サービス・ホスピタリティや人と関わることが好きなど、自分の得意とする分野や強みを積極的にアピールしましょう。これまで経験してきた仕事のエピソードを盛り込むと採用担当者に伝わりやすくなります。伝わりやすくなるような具体的な志望動機の書き方例を紹介します。

「人と関わることが好きで、ホテルで接客業として正社員の経験があります。ホテル施設内のご案内や周辺案内をすることが多いのですが、お客様の要望を汲み取り、わかりやすい言葉選びを心がけるなど、相手の立場に立ってお客様と関わることを大切にして働いてきました。また、ホテルの場所柄ご高齢のお客様が多く、身の回りのお手伝いや道案内など、ご高齢の方とお話しすることにも慣れています。今回、ご高齢の方とより深く関わり、今後一生働き続けられる介護の業界で働きたいと思い、介護職への転職を決意いたしました。また、貴社の資格取得支援制度を活用し、資格を取得しキャリアアップを目指したいと思います。」

「アパレル業界で販売スタッフからキャリアを積んで店長として勤務してきました。長時間の立ち仕事には慣れており体力もあります。また、老若男女様々なご年齢のお客様からのご要望にお答えしてきた経験もこれから活かして行けると考えています。この転職のきっかけとして、アパレル業界に比べ介護業界はこの先需要が高まり将来性があり、長く働くことができると考えたのが理由です。今後高齢者の方が増えていくので、それぞれの利用者様のニーズに合ったサービスを提供していきたいです。」

自身の強みをより具体的に伝えることで、採用担当者に対して良い印象を与えることができます。

50代〜60代 未経験での転職 志望動機

介護業界以外での勤務経験をお持ちの場合は、介護業界でその経験をどのように活かしていけるのかを具体的にアピールしましょう。ブランクが長くても大丈夫。介護の仕事への意欲や、学んで成長したいという姿勢を示せば面接でも良い印象を与えることができます。仕事のことだけでなく、子育て経験や主婦の経験など、今までの人生経験全てに活かせることがあります。また、それらに固執するのではなく、新しい世界に挑戦する柔軟性も合わせてアピールしましょう。

「若い頃に数年ですがパートの経験がありますが、それ以降は専業主婦をしており30年ほどのブランクがあります。今回は、義母の介護をきっかけに介護の仕事に応募いたしました。高齢になった義母が訪問の介護サービスを受けることになり、ヘルパーさんがきてくださる時間を毎日楽しみにしていたり、ヘルパーさんと嬉しそうに会話をしたりしているのを見て、介護業界に興味を持ちました。自分自身これまで長年家族の世話をしてきましたので、主婦経験を生かしてチャレンジできる仕事を探していたところ、未経験者を歓迎されていて資格取得の支援制度もあり、ゼロから指導していただける環境のある御社を見つけ応募いたしました。」

「これまで大阪の製造業の会社で管理職を務めておりました。介護は全く未経験の業界ですが、昔から体力があり健康が取り柄です。これまでの管理職をしてきた経験を活かし、利用者様に満足していただけるサービスや、従業員のモチベーションを上げるなど、広い視野をもち、幅広い分野で貢献していきたいと考えています。」

自分のやる気や熱意をしっかりと伝えることが大切です。

年齢を問わず業界内で 経験者として転職

介護業界の経験者として転職活動をする際は、前職からなぜ応募先の事業所へ移りたいと思ったのか、理由を具体的に伝える必要があります。また、今までの経験を活かし、今後どのようになりたいかも合わせて書くことで、より意欲が伝わりやすくなります。また、新しく資格を取得したことを理由にした転職であれば、資格欄に記入するだけでなく、志望動機にも書き、アピールしましょう。

例えば、、

「デイサービスの施設で15年間、介護職員としてパートをしてきました。主に利用者様の入浴介助や食事介助を行なっていました。介護は利用者様だけでなく、そのご家族様との連携がとても大切になると考えています。デイサービスではご家族様との充分な連携が難しい場面も多く、利用者様やそのご家族様ともっと近い関係を築いて働きたいと考え、訪問介護への転職を決めました。利用者様の住みなれたご自宅で、大切なご家族の方と一緒に過ごす時間を大切にしてもらえるよう意識し、在宅サービスを提供したいと考えています。」

「大阪の高齢者施設で6年間、介護のパートをしてきました。子育てが落ち着いたこともあり、これまでの経験を活かし、ステップアップをするために介護福祉士の資格を取得しました。新しい資格を元に、さらにステップアップして行くために転職活動をしています。御社の理念にある、「利用者様目線に立ち、寄り添う介護」という内容に大変共感し応募させていただきました。これまでの経験と介護福祉士の資格を活かし、利用者様のニーズに応えられるような介護しを目指して勤務したいと思っております。」

このように自分の強みである経験と資格があることをしっかりアピールしましょう。

無資格・未経験であっても年齢問わず挑戦できるのが介護職の特徴であり魅力です。介護職に活かせる強みは、あなたのいままでの人生経験の中に必ずあるはずです。「気が利く」「家族のお世話が好き」「話すこと・話を聞くことが好き」「時間内に作業を終わらせることが得意」「体力に自信がある」など、自身の強みを見直し、志望動機を書いて見ましょう。