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  • 勤務時間中の食事無料など、充実の福利厚生が自慢。ICT導入や介護助手制度で介護スタッフの負担を軽減。

INTERVIEW

施設インタビュー

勤務時間中の食事無料など、充実の福利厚生が自慢。ICT導入や介護助手制度で介護スタッフの負担を軽減。

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株式会社ALLEYが大阪府羽曳野市で運営する介護付有料老人ホーム「ライフビュー羽曳野」は、「ご入居者様の『したいこと』を叶える」ことに力を入れています。また、清掃や洗濯などを専門に行うスタッフ「介護助手」制度や、ICTの積極的な導入により、介護スタッフがご入居者様一人ひとりにしっかりと寄り添える時間を確保しています。施設の特徴や働く環境について、元施設長である原一男監査役と、介護スタッフを代表して小滝実希介護主任にお話を伺いました。

個人インタビュー

監査役 原一男/主任 小滝実希さん

ライフビュー羽曳野

介護スタッフは介護に専念できる環境を整えています。介護に関する技術や経験、資格の有無よりも「ご入居者様一人ひとりの夢や希望を叶えたい」という施設の方針を理解し、介護の仕事に対する熱意の高い人を求めています。まずは「お試し」でもいいので飛び込んでみることをお勧めします!

「ライフビュー羽曳野」について教えて下さい。

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原 2012年開設の定員70名の介護付有料老人ホームです。ご入居者様の平均介護度は3、人員配置は2対1で、事務職などを含め総勢43名のスタッフが働いています。
施設の敷地内に畑があるのが特徴で、ご入居者様は野菜を栽培したり、その野菜を施設の食事に使うときには下ごしらえを手伝ったりと、ほかの施設では体験できないことを楽しめます。また、緑豊かで四季の花々が咲く遊歩道があり、季節感を味わいながら散歩が楽しめます。畑や遊歩道へは外部の人の出入りがなく感染予防の点でも安心なことから、コロナ禍で外出が難しい中でも、皆さん飽きることなく生活しています。
ご入居者様の要望は可能な限り叶えること、ほかの施設では実現できないサービスを提供することを目指しています。例えば、誕生日にはやりたいこと、食べたいものなどの個別リクエストを受け付けます。ある方は、京都の有名な和菓子を食べたいと希望しました。しかし、ご本人は京都までは行けませんし、その店の商品は取り寄せにも対応していませんでした。そこで、その菓子のレシピを入手し、施設でその味を再現して提供しました。また、月に1回はイベント食を実施していますが、鍋料理など一般には高齢者施設ではほとんど提供されないメニューも出ます。

スタッフの教育研修や福利厚生などの面で特徴があれば教えて下さい。

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原 元々、スタッフには1食300円でご入居者様と同じ食事を提供していたのですが、今は、日勤スタッフは昼食を、夜勤スタッフは夕食と朝食を無料で食べられるようにしています。実質的に月に1万円程度が補助される計算になります。また、食事は外部の給食事業者が施設内のキッチンで調理しているのですが、スタッフがご入居者様と同じものを食べることで、味やメニュー構成などのチェックができ、改善要望などを出しやすくなるというメリットもあります。
施設には清掃や洗濯などを専門に行う「介護助手」スタッフや、入浴介助サポート専門のスタッフ「入浴介助員」がおり、介護スタッフは介護に専念できる環境を整えています。 
また、6月ごろまでに看護師24時間常駐体制を構築し、これまで困難だった医療的ケアが必要な方の受け入れを進めていく予定です。その場合に、夜間の頻回な見回りなど業務量が増えないように、現在、1階居室への離床センサーなどの各種ICT機器の導入も進んできています。

小滝 会社の代表が別法人で整骨院も経営しています。スタッフはそこでマッサージを受けたり湿布などの薬を処方されたりする場合は、会社が費用を負担してくれ、実質の自己負担はゼロになります。身体に負担のかかる介護スタッフにとっては非常にありがたい制度です。

(写真は事務長代理の高岡寿子さん)

逆に「この点は課題だ」といったものはありますか?

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原 長く働いているスタッフが多い一方で、短期間で辞めてしまう人もいることです。施設と求職者との間で介護やサービスに関する意識に隔たりがあり、ミスマッチを起こしているのではないかと思います。介護に関する技術や経験、資格の有無も働く上では重要ですが、それよりも「ご入居者様一人ひとりの夢や希望を叶えたい」という施設の方針を理解し、介護の仕事に対する熱意の高い人を求めています。施設全体のベクトルが一致することで、結果的に介護サービスの品質向上などにつながると思います。

現在、中途入社で頑張っているスタッフの例を教えて下さい。

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小滝 1年ほど前に建設関係の事務職から全くの業界未経験で、清掃やリネン交換を担当する介護助手として働き始めた40代の女性がいます。「私は掃除だけをしていればいい」と考えてしまいがちな人もいる中で、彼女は「便器に付着している便の様子がいつもと違う」「ごく小さいがシーツに血が付いている」など、業務の中からご入居者様の体調の些細な変化に気づいて介護スタッフに伝えてくれていました。その注意力などが評価され、スカウトの形で半年後から入浴介助員になり、その後介護スタッフにステップアップしました。今は、介護初任者研修の資格取得を目指して勉強中です。

転職を考えている介護士・看護師さんにメッセージをお願いします。

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小滝 私は元々介護業界で働いていて、10年前に結婚を機に大阪に転居してきました。大阪でも介護の仕事をしようと思ったのですが、見知らぬ土地でどこの会社がいいのかわかりません。そこで、まず派遣として3年間「ライフビュー羽曳野」で働き、その後正社員になりました。施設長をはじめとする上司がスタッフの細かい変化などにも気づき、声がけなどのフォローをしっかりしてくれる企業風土を魅力に感じて「ここでずっと働きたい」と思うようになりました。
 新しい環境に飛び込むことには不安も多いと思います。しかし、飛び込んでみなければわからない魅力も沢山あります。今は様々な働き方があります。まずは私のように「お試し」でもいいので飛び込んでみることをお勧めします。

キャリアアドバイザーおすすめポイント

閑静な住宅街にある落ち着きのある施設。
周りに背の高い建物がなく、陽の光が施設内にしっかりあたり、施設内が明るく気持ちの良い施設です。

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