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  • 【はぴね神戸魚崎弐番館】「介護福祉士合格祝い金」など、スタッフの頑張る姿勢を正しく評価。「他のスタッフの陰口禁止」で良好な人間関係構築

INTERVIEW

施設インタビュー

【はぴね神戸魚崎弐番館】「介護福祉士合格祝い金」など、スタッフの頑張る姿勢を正しく評価。「他のスタッフの陰口禁止」で良好な人間関係構築

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東証一部上場企業のシップヘルスケアホールディングスは、傘下のグリーンライフグループ(グリーンライフ・グリーンライフ東日本の2社)を通じて全国で70棟・約4400室の高齢者住宅を運営しています(2021年8月現在)。神戸市の介護付有料老人ホーム「はぴね神戸魚崎弐番館」もその一つ。阪神電鉄の列車の全てが止まり、六甲ライナーも乗り入れる魚崎駅からわずか徒歩3分という抜群の交通便ながら、閑静な住宅街にあり、落ち着いた、家庭的な雰囲気のあるホームです。その「はぴね神戸魚崎弐番館」では、現在働く仲間を募集中です。荻野寛施設長に、働く環境や求める人材像などについてお話を聞きました。

個人インタビュー

荻野寛 様さん

施設長

努力を給与額として反映させていきたいと考えています。例えば「介護福祉士合格祝い金」など、スタッフの頑張る姿勢を正しく評価しています。また、「他のスタッフの陰口禁止」で、良好な人間関係構築を目指しております!

はぴね神戸魚崎弐番館の特徴について教えてください

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荻野 2010年6月開設の介護付有料老人ホームです。居室数は47で、2021年10月末時点で46名のご利用者様がいます。人員配置は2.5対1、総スタッフ数は30名弱です。建物全体がこじんまりとしていますので、家庭的な雰囲気があります。それだけでなく、業務時のスタッフの動線が短く、一度に多くのご利用者様に目が届きやすい点など、ケアをするスタッフにとっても優しい建物の造りになっています。

教育制度や福利厚生など、働く環境について詳しく教えてください

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荻野 ケアマネジャーや介護福祉士、実務者研修、初任者研修などの資格取得を会社として支援しています。資格取得に向け社外の研修やセミナーに参加する場合、またそれ以外でも自身のスキルアップ・キャリアアップにつながるような研修・セミナーに参加する場合には、具体的な金額はケースバイケースですが費用の一部を会社で補助しています。また介護福祉士については、事前に「今年度の試験を受けます」と申請すれば、合格した場合にお祝い金を支給しています。当社は、基本給は正直なところ他社と比べると高くはないのですが、資格取得に関する手当など、本人の努力を給与額として反映させていく考えです。
 また、スタッフが休憩をとるスペースは完全個室となっています。他のホームではヘルパーステーションが休憩スペースを兼ねていて、休憩中もご利用者様や来館者の対応をしなくてはならないといったこともありますが、当ホームでは休憩中は完全に業務からは解放されます。
 一方で、住宅手当がないこと、ケア記録が手書きなど業務のICT化が進んでいないこと、更衣室が狭いことなどは働く環境としてはマイナス材料かもしれません。

中途採用で活躍しているスタッフのエピソードを教えてください

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写真:荻野寛施設長(左)と・入社4年目の玉井和也さん(右)「わからないことは何でも聞けて、先輩がしっかりサポートしてくれるホームです」

荻野 現在27歳の男性スタッフがいます。1年弱前に派遣社員として当ホームに来ました。初任者研修は修了していましたが、介護の実務は全く未経験の状況でした。それでも半年間頑張り、その間に実務者研修を修了しました。それを機に当社の正社員となりました。当人に正社員として働こうと思った理由をきいたところ「全く未経験の私に、皆さん丁寧に業務を教えてくれた。サポート体制が素晴らしいと感じたし、スタッフの人間関係がよかった」と答えてくれました。
 全く未経験でも彼に働いてもらおうと思ったのは、とにかく誰にでも笑顔でやさしく接することができる素晴らしい人柄を評価したからです。私は面接時には「人柄」「やさしさ」を最も重視します。具体的には「いかに笑顔でいられるか」です。笑顔が無くイライラしていそうなスタッフに対してはご利用者様も遠慮して、頼みたいことがあっても声をかけられません。例え本当に忙しくても、プライベートで嫌なことや辛いことがあっても、ご利用者様の前では笑顔でいられる、そうしたプロ意識を持った人材を求めています。そうした人であれば、彼のように未経験でもどんどんチャンスを与え、活躍の場を用意します。

はぴね神戸魚崎弐番館で働くとどんなメリットがありますか

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荻野 これは現在取り組んでいる最中ですので「今後メリットとして打ち出したいこと」になりますが、スタッフが会社やホーム、他のスタッフに対して疑問に思う点や、改善を求めたい点について、率直に意見を出し合える環境づくりを進めていきます。その一環として実践しているのが「他のスタッフの陰口・悪口を言わない」ことです。他のスタッフの陰口・悪口は言った本人にとっては一時的には不平不満の解消になるでしょう。しかし、どれだけ秘密にしようと思っていてもいつかは言われた当人の耳に入り、ホーム内の人間関係を悪化させてしまいます。
少人数の組織ですので、今でもスタッフからの意見はダイレクトに私まで届きやすい環境ではありますが、届いたときにはすでに修復不可能な状態になってしまっていることも少なくありません。トラブルに発展する前に芽を摘むことを目指し、何か不平不満がある場合は、私などの第三者を交えて膝を突き合わせてとことん話し合うことをホームのルールとしていきます。これにより離職の大きな要因となっている人間関係の問題を根絶していきます。

転職を考えている介護士/看護師さんにメッセージをお願いします

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荻野 当ホームに限らず、どこの介護事業者もこの2年間は新型コロナウイスル感染症でご利用者様の生活様式、提供する介護サービスの内容などが大きく変わりました。当ホームでも常に最善の方法を考え、様々なことに取り組んできましたが、今の仕組みが正解かどうかまだ結論は出ていません。早くその仕組みを完成させて、コロナ禍でも、また今後新たに感染症が流行したとしても、ご利用者様・スタッフともに安心・安全に、笑顔で過ごせるようにしていきたいと考えています。
そのためには少しでも多くの情報や知恵、ノウハウが必要です。皆さんがこれまで介護・医療業界で、あるいは他の業界で培ってきた力を借りたいと考えています。一緒にがん待っていきましょう。

キャリアアドバイザーおすすめポイント

◆とにかく〈人想い〉の職場◆
介護経験や介護技術、資格などよりも、とにかく『優しい人』など、人柄ややる気重視の職場・採用担当者様です。
未経験・経験が浅い方であっても、十分に技術等を教える時間が確保されています。

介護に正解はなく、入居者が満足すればそれが正解。
利用者様が笑顔になる。喜んでくれる。そんな介護ができたら、キャリアなんて無関係!そんな考えの職場風土です。
だからこそ、新人さんの声も大切にされています!