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京師美佳
防犯アドバイザー・犯罪予知アナリスト

“日本初の女性防犯アドバイザー”窃盗・ストーカー・ネット犯罪などから身を守るノウハウを女性目線で伝え犯罪被害に苦しむ人をゼロに

—あなたのお仕事について具体的に教えてください。

「防犯アドバイザー」「犯罪予知アナリスト」として、生活のあらゆる部分についての防犯・セキュリティに関するコンサルティング業務を行っています。女性の防犯アドバイザーとしてはおそらく日本で初と自負しています。元々はマンションなどの建造物について、外部からの侵入などを防ぐためのアドバイスを主としていましたが、今はストーカー対策、ネット犯罪から身を守る方法など、犯罪の多様化に伴って防犯・セキュリティに関するあらゆる相談に対応しています。

2005年に独立開業して以来、対応した事例は6000件以上になります。また、新型コロナウイルス感染が広がる前までは、年間50件程度のセミナー・講演、テレビやラジオなどへの出演を行っていました。

—この仕事を始めたきっかけを教えてください。

学生時代に憧れていた仕事はレスキュー隊と航空自衛隊でしたから、元々「人々を危機から救う・守る」ということ自体に興味がありました。父が警察署長で、姉も警察官だったことも影響しているでしょう。しかし、私が就職活動をしていた時代は、こうした職業はなかなか女性に門戸が開かれていなかったこともあり、デパートでエレベーターガールとして勤務し、その後は商社で営業職として働きました。

転機はドラマ「鍵師」を見たことです。どんな鍵でも開けてしまう天才鍵師を演じた渡辺謙さんがとても格好良く、それに憧れて学校に通い、2001年に鍵の資格をとりました。しかし「単に鍵を開けられる」だけでは、人々の役に立つにも限界があります。そこで「もっと総合的にセキュリティを学ぼう」と考え、複数のセキュリティ機器メーカーで勤務し、2005年に独立しています。

—あなたの強みは何ですか?

この業界では珍しい女性であるということです。初めに申し上げたように、女性の防犯アドバイザーとしては日本で初でしょうし、今に至るまでもセキュリティ関連企業の社員を除いて女性でこの分野で活動している人は殆どいません。

自宅のセキュリティを含め、生活上の安全に不安を感じる人は圧倒的に女性の方が多いでしょう。男性から寄せられる相談も、多くは自分自身のことではなく「家にいる妻や娘のことが心配」というケースです。しかし、セキュリティ業界はまだまだ男性社会であるため、女性の目線やニーズを十分に組み込んだ対応ができていない部分があります。例えば、「自宅の窓から誰か入ってくるかもしれない」といった不安に対し、鉄格子のようなものを取り付ける提案をすることがあります。確かにそれで安全性は向上するでしょうが、そうした無骨な部屋に女性が住みたいと思うでしょうか?女性の目線から、デザイン性を損なわないで防犯性を向上させるアドバイスをできるのが強みです。

また、防犯対策のためには、その人の生活習慣や行動履歴などといったプライバシーに踏み込んだ部分までヒアリングをする必要があったり、家の中にまで上がり込んだりする必要もあります。女性の場合、そうした部分を男性に対応してもらいたくない、という声もあります。私が女性であることで、そうしたケースにも対応することができます。

私のように男性社会で仕事をする女性の中には、女性らしさをあえて封印しているケースもあります。しかし、私は逆に講演やメディア出演など人前に出るときは常にスカート姿にするなど、外見、話し方、立ち居振る舞いなどもつとめて女性らしさを意識するようにし、女性が気軽に相談できるような雰囲気を作り出しています。

—あなたの使命とは何ですか?

犯罪に遭うと、金銭的な被害、物や身体に対する被害でだけでなく、心にも大きな被害を受けます。例えば詐欺に遭った人は他人を信用できなくなり、良好な人間関係を築くことが苦手になったりします。それで仕事を失うなど人生を大きく変えてしまうことにもなりかねません。それを防ぐためにも「犯罪被害に遭わないようにする」ことが大事です。個人個人の防犯に対する意識の向上を図ることが使命と考えています。

例えば、今は誰もがスマートフォンを持ち、様々な情報をSNSなどで自分から発信できるようになりました。しかし、これは逆に自分の行きつけの店などの行動様式を他人に知らせることにもなり、ストーカー被害などを誘発させることにもつながります。また、駅から近くコンビニエンスストアが近い便利な場所にある家は安全面を考えるとマイナス材料になります。このように「便利であること=犯罪に遭うリスクが高まること」といったことなどをしっかりと認識してもらえるように活動を続けていきます。

 防犯に関する講演やセミナーは説教臭く、面白くないと感じる人も多いかと思います。私自身、OL時代には窃盗、ストーカー、痴漢、詐欺、盗聴などありとあらゆる犯罪の被害に遭って来ました。そうした経験をもとに、防犯意識を持つことの重要さを、わかりやすく、面白く伝えていきたいと思います

—最後にあなたのこれからの夢を聞かせてください。

現在、世の中には「防犯」に関する総合的な窓口がありません。警察はあくまで「被害に遭った場合」に対応をしてくれる組織です。ホームセンターなどに行けば「防犯グッズコーナー」として様々な商品を売っていますが、それがどの程度の効果があるのか、どこに取り付けるのが最も効果的なのか、といったアドバイスまではしてくれません。メーカーも自社商品以外については詳しい知識を持ち合わせていません。ショッピングセンターの中などに複数の生命保険・損害保険を取り扱う総合代理店が設置されることが珍しくなくなったように、防犯に関する様々な情報を得られ、気軽に相談できるサロンのようなものを全国に設置できたらと思います。

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